87:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/12(土) 08:05:38.17 ID:bANYs4+r0
ヘルガー「何をコソコソしゃべってる?何をしても無駄だ!」
ヘルガーが鋭い牙を覗かせます。
ズルズキン「そうでもねえよ!猫だまし!」
88:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/12(土) 08:06:14.37 ID:bANYs4+r0
モウカザル「ズルズキン、大丈夫かな・・・?」
キルリア「大丈夫だよ、それよりボクたちは早くルカリオを助けよう!」
ズルズキンも気になりますが、ここに来た目的を忘れてはいけません。
89:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/12(土) 08:06:48.47 ID:bANYs4+r0
中では傷だらけのルカリオが両腕を鎖で繋がれ床に倒れこんでいます。
モウカザル「ルカリオ・・・!」
キルリア「癒しの波動で回復しないと・・・!」
90:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/12(土) 08:07:21.99 ID:bANYs4+r0
モウカザル「仕方ない・・・ごめんルカリオ!」
そういうと、モウカザルは尻尾の炎を渦巻かせて体にまといました。
モウカザル「火炎車!」
91:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/12(土) 08:08:01.91 ID:bANYs4+r0
キルリア「もう少し我慢して!大丈夫!怖がらないで、ルカリオ!」
ルカリオに話しかけながら傷を癒すキルリア。
檻の外ではズルズキンのやられる声が響きます。
92:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/12(土) 08:08:43.04 ID:bANYs4+r0
二匹の意識が遠く向こうの景色に吸い込まれていく・・・。
それになんだか暖かい・・・。
暖かくて血行が良くなりすぎて、体中かゆい・・・。
93:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/12(土) 08:09:24.41 ID:bANYs4+r0
モウカザル「もしかして僕たちの怪我は・・・」
ルカリオ「私の癒しの波動だ」
ルカリオは波動ポケモン。
94:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/12(土) 08:10:12.96 ID:bANYs4+r0
ヘルガー「ルカリオ・・・ちっ、あのガキどもめ・・・!デルビル!奴をもう一度捕まえろ!」
ヘルガーの命令でデルビルたちがいっせいにルカリオにとびかかります。
しかしルカリオはまるでデルビルの動きがわかるかのように、すべての攻撃をかわしました。
95:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/12(土) 08:10:49.83 ID:bANYs4+r0
すると、ヘルガーの体から邪悪な光があふれ、その体を包んでいきます。
ズルズキン「なんだこりゃあ?!」
ルカリオ「これは・・・まさか・・・!」
96:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/12(土) 08:11:26.68 ID:bANYs4+r0
静けさを取り戻した川原で、モウカザルたち三匹はルカリオにことの成り行きを説明していました。
ルカリオ「つまり私は、何かに利用されようとしていた、というわけか」
ルカリオが自分の拳を眺めながらつぶやきます。
97:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/12(土) 08:12:07.53 ID:bANYs4+r0
ルカリオ「しかし、それが終わればすぐに北の大地へ向かう」
キルリア「多分ルカリオが来る前に全部終わってるよ!」
モウカザル「それは言いすぎだよ、キルリア・・・」
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