95:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/12(土) 08:10:49.83 ID:bANYs4+r0
すると、ヘルガーの体から邪悪な光があふれ、その体を包んでいきます。
ズルズキン「なんだこりゃあ?!」
ルカリオ「これは・・・まさか・・・!」
96:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/12(土) 08:11:26.68 ID:bANYs4+r0
静けさを取り戻した川原で、モウカザルたち三匹はルカリオにことの成り行きを説明していました。
ルカリオ「つまり私は、何かに利用されようとしていた、というわけか」
ルカリオが自分の拳を眺めながらつぶやきます。
97:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/12(土) 08:12:07.53 ID:bANYs4+r0
ルカリオ「しかし、それが終わればすぐに北の大地へ向かう」
キルリア「多分ルカリオが来る前に全部終わってるよ!」
モウカザル「それは言いすぎだよ、キルリア・・・」
98:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 15:51:30.78 ID:3gpYRlk40
サーナイトのテレパシーを頼りに、北を目指すモウカザル達。
北の大地へ続く道を進むにつれ、空からは真っ白な雪が降り出しました。
冬のように寒く、目の前にそびえたつ大きな山には雪が積もっています。
99:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 15:52:08.79 ID:3gpYRlk40
モウカザル「キルリア、ズルズキン、あれ見て!」
すると、モウカザルが山の麓を指さしました。
見ると村のようなものが見えます。
100:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 15:52:36.98 ID:3gpYRlk40
ズルズキン「なんだいきなり!?」
あちこちからやむことなく放たれる何発もの冷凍ビームが三匹を襲います。
冷凍ビームが当たった場所からは白い冷気が上がり、氷の結晶が出来上がっていました。
101:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 15:53:28.06 ID:3gpYRlk40
ズルズキン「おい!勘違いだ!俺たちはそいつらの仲間じゃ・・・いあ、まあ俺は仲間みたいなもんだったけど、今は違うっていうか、なんていうか・・・」
キルリア「ややこしくなるからズルズキンは黙ってて!」
モウカザル「キルリア、危ないよ・・・!!」
102:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 15:54:10.13 ID:3gpYRlk40
モウカザル「本当です・・・それに僕の住んでいた村も、ここと同じようにめちゃくちゃにされました・・・」
モウカザルは村の光景を思い出し、泣きそうです。
「そうだったのか・・・すまない。早とちりしてしまったようだ・・・。早くそのキルリアの氷を溶かしてあげないと!」
103:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 15:54:36.06 ID:3gpYRlk40
ツンベアー「いや・・・マニューラたちがユキノオーとオニゴーリを連れ去った直後に別のポケモンたちがやってきて、そいつらが村を滅茶苦茶にしたんだ。」
モウカザル「そのポケモンって・・・?」
ツンベアー「コマタナの群れに、キリキザンというポケモンだ。危うく村のポケモンを全滅させられるところだった・・・」
104:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 15:55:15.42 ID:3gpYRlk40
キルリア「そ、そんなことない!ボクには悪タイプに強いマジカルシャインがあるもん!!」
ズルズキン「あいつにはそれだけじゃ勝てねえんだ!」
キルリア「わ、わかるもんか!だってこれまでだって・・・」
105:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 15:56:07.04 ID:3gpYRlk40
モウカザル「マンムー・・・さん・・・?」
ツンベアー「この村の村長だよ。マンムーさんのおかげでこの氷結の村のポケモンは全滅せずに済んだんだ」
マンムー「お嬢さん、見たところお主はキルリア・・・エスパーとフェアリータイプのようじゃが・・・」
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