193: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/12/25(日) 20:42:48.49 ID:W711z8WcO
「…凜ちゃん。未央ちゃん」
ようやく、地上に降りてきた卯月。
彼女は、二人を見て、心配そうな表情を浮かべる。
194: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/12/25(日) 20:43:38.23 ID:W711z8WcO
…。
「…」
「…」
195: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/12/25(日) 20:44:15.77 ID:W711z8WcO
…。
地上に、4人。
気絶した、黒髪の少女と、短髪の少女。
196: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/12/25(日) 20:44:50.77 ID:W711z8WcO
一心不乱に心臓マッサージを試みて、数分。
微かに、ではあるが。
ほんの少しだけ、咳払い。
197: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/12/25(日) 20:45:44.94 ID:W711z8WcO
「…ったーい…今度は何ぃ…?」
あまりにも突然の事に、受け身も取れなかった。
二の腕の擦り傷と、土埃でどれだけ吹き飛んだかがよく分かる。
198: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/12/25(日) 20:46:35.06 ID:W711z8WcO
おそるおそる、彼女らの背後に目を向ける。
「…」
そこに、「彼女」はいた。
199: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/12/25(日) 20:47:14.99 ID:W711z8WcO
突如、頭を押さえて苦しみ出す、美嘉。
卯月の影響なのかと、彼女に目をやる。
しかし、彼女は何もしていない。
200: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/12/25(日) 20:48:08.28 ID:W711z8WcO
「まさか1号がここまでやるたぁな…こりゃ本格的にヤバそうだ」
「…だ、誰?」
未央が臨戦態勢を取りつつ、身分を聞く。
201: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/12/25(日) 20:48:50.66 ID:W711z8WcO
一瞬早く気づいた凜によって、腕を掴まれその場から離れる。
それは、本能ではない。
彼女はこれを、知っていた。
202: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/12/25(日) 20:50:21.40 ID:W711z8WcO
「…仮面ライダーブレイド。仮面ライダーギャレン。仮面ライダーレンゲル…そして」
「…」
「仮面ライダーカリス。この4人はお前らにあてがったわけだ。…どれがどいつかはお前さん方で決めろ」
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