過去ログ - 女「人様のお墓に立ちションですか」
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120:名無しNIPPER[saga]
2016/12/29(木) 23:49:57.99 ID:NiZv+Bmp0
女「そういえば、昔朝に見た番組で街頭インタビューしているものがありました」

女「『地球が滅びるとわかったら何をしますか?』というものでした」

女「それに対して町中の人は『昨日と同じように過ごす』と答えていました」
以下略



121:名無しNIPPER[saga]
2016/12/30(金) 00:04:46.76 ID:5wohteYJ0
女「だけど、わかりませんよ。滅亡を前にしたあなたが、昨日までと同じあなたである保証なんてない」

男「そうかな。人間そんな簡単に変われたら苦労しないよ。悪い人間が良い人間に変わることが難しいのと同じくらいに、いやそれ以上に、良い人間が悪い人間に変わることも難しいことなんだ。って、なんだか自分は良い人間だって言ってるみたいになっちゃったけど」

女「犯罪者だって、ある日突然犯罪者になるわけじゃないですか。昨日までは犯罪者じゃなかったのに、今日積み重ねたものによってコップの水が溢れ出してしまうんですよ」
以下略



122:名無しNIPPER[sage]
2016/12/30(金) 00:11:30.26 ID:EwPWsjfWO
男「人を呪わば穴2つだな。やばい、想像しただけで汗が出てきた」
女「穴があったら入りたいですか?」
男「墓穴だろうからやめておく…」

このへん妙に上手くて好き


123:名無しNIPPER[saga]
2016/12/30(金) 00:18:19.25 ID:5wohteYJ0
男「ちょ、ちょっとまって。今何時だと思ってるんだ」

女「メールは今作成して、明日のお昼に送信しましょうよ」

男「ラブレターは夜に書いちゃ駄目だって聞いたことがあるぞ」
以下略



124:名無しNIPPER[saga]
2016/12/30(金) 00:35:10.50 ID:5wohteYJ0
男「本当に、ちょっと、待ってくれよ」

女「いいですよ。何分待ちますか?」

男「文章を作成する気になるまで」
以下略



125:名無しNIPPER[saga]
2016/12/30(金) 00:50:53.14 ID:5wohteYJ0
男「もう、一体何なんだよ。世捨て人が集まる場所じゃなかったのかここは。青春コーナーにに分類されている本も映画も一切避け続けてここまで逃げてきたってのに」

女「あなたが好きだった人が今現れて、そして明日には地球が滅亡するとしたらどうしますか?」

男「強引にキスをしたあと、金属バットで街中の窓ガラスを割ってやるさ」
以下略



126:名無しNIPPER[saga]
2016/12/30(金) 01:11:47.62 ID:5wohteYJ0
男「…………」

女「気は済みましたか?」

男「疲れた…」
以下略



127:名無しNIPPER[saga]
2016/12/30(金) 01:42:19.27 ID:5wohteYJ0
男「はぁ……」

男「疲れた。心が疲れた」

女「元気を出しましょ。こんな言葉を例の先生から聞いたことがあります」
以下略



128:名無しNIPPER[saga]
2016/12/30(金) 01:55:22.11 ID:5wohteYJ0
男「…………どうかな?」

女「いいと思います」

男「うまくいくかな」
以下略



129:名無しNIPPER[saga]
2016/12/30(金) 02:16:10.41 ID:5wohteYJ0
女「そろそろ夜がふけます」

男「さきほどのイタリア男はどうなった?」

女「5人振られて、3人成功しました」
以下略



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