7: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/12/28(水) 22:47:05.90 ID:0u119bRi0
「はいお待ち」と、大将がいくつかお皿を出してきました。
どうやら、私が来る前にいくつか注文していたようです。
8: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/12/28(水) 22:48:57.11 ID:0u119bRi0
楓「そういえば」
しばらく会話と食事を楽しみ、お酒はビールから日本酒に、お肴もおでんとホッケの開きへとバトンタッチしました。
9: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/12/28(水) 22:51:18.14 ID:0u119bRi0
楓「でも私、このお店の雰囲気好きですよ?」
調理場の方にある換気扇のファンは、しばらく掃除をしていないからか、油を吸って少し茶色くなっています。
10: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/12/28(水) 22:52:14.26 ID:0u119bRi0
P「はあ、もう…。でも、こんなお店で楓さんが飲んでるって知ったら、みんなビックリしてしまうかもしれないですね?」
楓「ふふっ、そうかもしれませんね」
11: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/12/28(水) 22:53:54.72 ID:0u119bRi0
P「両方とも同じ楓さんか、うーん…」
そう言って、彼は腕を組み目をぎゅっと閉じました。仕事中に物事を深く考える時に彼が良くする行動です。
12: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/12/28(水) 22:55:09.41 ID:0u119bRi0
しばらくすると、大将が一杯の冷酒を彼の目の前に置きました。グラスを枡の中に入れ、お酒をグラスから溢れるまでなみなみと注いだ、いわゆる「もっきり」スタイル。
P「大将、これは?」
13: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/12/28(水) 23:00:59.26 ID:0u119bRi0
・・・・・・・・・・
楓「それじゃあ大将、お会計お願いします」
14: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/12/28(水) 23:02:19.86 ID:0u119bRi0
「それでよ」
楓「はい」
15: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/12/28(水) 23:05:35.97 ID:0u119bRi0
ガラリと戸を開けて外に出ると、一層冷え込んだ空気が流れていました。しかし、お酒で温まった体がその寒さを和らげてくれます。
P「楓さん、今日はご馳走さまでした」
16: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/12/28(水) 23:06:50.36 ID:0u119bRi0
P「それじゃあ楓さん、また明日」
楓「はいっ。プロデューサー明日も頑張りましょうね」
17: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/12/28(水) 23:09:59.01 ID:0u119bRi0
その肴が、好きな人だったら、一番好きな人だったら、お酒もとびきり美味しくなりますね、って
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