過去ログ - 高森藍子「プロデューサーさん、一緒にお風呂入りませんか?」
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19: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/12/29(木) 16:31:48.43 ID:CATEQVaIO
えへへ…

普段は物腰の穏やかなPさんですけど、実はとっても逞しいんですよね。

もうちょっと…もうちょっとだけこの感触を味わいたくて、私は浴槽の中で座りなおすふりをしてPさんの方へ体をあずけようとします。
以下略



20: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/12/29(木) 16:33:34.37 ID:CATEQVaIO
「もう少し落ち着いたら広い部屋に引っ越そうかと思ってるんだけど」

ちょっと気まずい沈黙をPさんが破ってくれました。

「そうなんですか?」
以下略



21: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/12/29(木) 16:36:48.72 ID:CATEQVaIO
お風呂はとってもいい場所です。

ドキドキしている私の胸の鼓動も、ほんのり赤く染まったあなたの顔も、お湯の熱さのせいにできますから。

「ん、んん」
以下略



22: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/12/29(木) 16:39:00.34 ID:CATEQVaIO
ふと気が付くとPさんが私の方を見ています。

ちょっと言い過ぎて気分を悪くしてしまったでしょうか。

「藍子は変わったな」
以下略



23: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/12/29(木) 16:43:19.29 ID:CATEQVaIO
あ、でもそういえば…

ちょっと思い出したことがあります。

Pさんに話すべきかどうか躊躇しましたが私は口を開きました。
以下略



24: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/12/29(木) 16:44:58.24 ID:CATEQVaIO
私の言葉を聞いたPさんの眉が曇ります。

「大丈夫ですよ、ちゃんと…誤魔化しておきましたから」

おそらく軽い冗談で言われたことでしょう。
以下略



25: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/12/29(木) 16:48:18.12 ID:CATEQVaIO
私の大好きなもの、大好きなこと、幸せな時間のこと、みんなに知ってもらいたいのに。

一番好きな人のこと、大切にしている瞬間のこと、誰にも言えないなんて。

そんなの本当は嫌なんです。
以下略



26: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/12/29(木) 16:50:21.94 ID:CATEQVaIO
しばらくそのままで固まっていたPさんが口を開きました。

「俺は藍子の好みのタイプじゃないんだろ」

もう、まだそのことを根に持ってたんですか?
以下略



27: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/12/29(木) 16:52:35.64 ID:CATEQVaIO
「ふう、熱くなったな。そろそろ上がるか」

ザバリ

Pさんがしぶきを振りまきながら立ち上がると浴槽のお湯が一気に水位を下げました。
以下略



28: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/12/29(木) 16:56:24.92 ID:CATEQVaIO
「ごめんな」

私がバスタオルでPさんの背中を拭いていると、急に声を掛けられました。

「どうしてPさんが謝るんですか?」
以下略



29: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/12/29(木) 16:58:32.29 ID:CATEQVaIO
だから…

えーと、えーと…

伝えきれない想いが渦巻いて、なんて言おうか分からなくなっちゃいました。
以下略



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