165: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:19:59.00 ID:OnpW/7Ud0
「喉、乾いていない?」
霞は小さく、「飲む」という。朝潮はスポーツドリンクを注いだ。
霞はそれを一気に飲み、コップを朝潮に返した。
166: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:20:27.94 ID:OnpW/7Ud0
「霞、体調はどうだ? 作戦の方は、それなりに上手く行っているから、気にしなくていい」
霞は、こくりと小さく頷く。提督はそれにも驚く。
いつもなら、「それなりに上手く」の説明を細かく求められるだろうにと、思った。
167: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:21:57.28 ID:OnpW/7Ud0
「お粥、作ってくるわ」
霞は小さく頷き、朝潮を見送った。
朝潮は食堂に向かい、食堂担当の艦娘に事情を話し、鍋とご飯1人前を貰う。
168: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:23:13.39 ID:OnpW/7Ud0
「ありがとうございます」
朝潮はお礼を言って、鍋をかき回す。
ある程度煮込んだところで、火を消して梅干しを投入。
169: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:23:55.31 ID:OnpW/7Ud0
「あの・・・よければ、霞ちゃんの所に行っても・・・」
「・・・ごめんなさい、私には分かりません」
「清霜さん、行っていいですよ」
170: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:24:44.02 ID:OnpW/7Ud0
「あ、感染の可能性があるので、マスクはそのままで大丈夫です」
「はい!」
清霜はニッコリと笑った。そして、朝潮と一緒に小走りで、個室へと向かう。
171: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:25:22.60 ID:OnpW/7Ud0
「大丈夫よ、清霜。まだ熱はあるけど、徐々に下がってきているから。
心配かけて、悪いかったわね」
「霞ちゃん・・・」
172: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:26:12.43 ID:OnpW/7Ud0
「これ、どうぞ」
「ありがとうございます」
深皿にお粥を移す。個室まで運ぼうとしたが、熱くて運べない。
173: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:27:01.29 ID:OnpW/7Ud0
「霞、ご飯よ」
「あ。じゃあ、霞ちゃん、元気でね!」
朝潮と入れ替わりに、清霜は部屋を出て行く。
174: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:27:46.32 ID:OnpW/7Ud0
「もういいの?」
霞は小さく、頷く。朝潮は皿を床に置いた。
「寝る?」
562Res/249.96 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。