193: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/24(火) 01:09:21.53 ID:AHbnpA6mo
まどか「ほむらちゃん……?何だかぼーっとしてるけど、大丈夫?」
ほむら「……えぇ、大丈夫。何でも…ないわ」
まどか「そう?今日1日、遊びまわってたから疲れちゃったのかなって」
194: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/24(火) 01:09:52.84 ID:AHbnpA6mo
ほむら「……ねぇ、まどか」
まどか「うん?」
ほむら「まどかさえよければ、なんだけど…少し、付き合って……」
195: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/24(火) 01:10:46.89 ID:AHbnpA6mo
ほむら「まどかがよければだけど…一緒に来てもらえない?」
まどか「わたしはいいよ。でも、どこに……?」
ほむら「……午前中に行った、あの広場まで行きたいの。駄目かしら?」
196: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/24(火) 01:11:18.98 ID:AHbnpA6mo
――――――
ほむら「……まどか、大丈夫?」
まどか「う、うん。1度通ったとは言え、昼と夜じゃ全然違うね……」
197: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/24(火) 01:12:09.43 ID:AHbnpA6mo
ほむら「辛かったら、辛いと言って頂戴。私がなんとかするから」
まどか「あ、あはは……。そう言ってくれると助かるよ」
まどか「……でも、確かに体は疲れるんだけど気持ちは全然平気なんだ。だから、大丈夫」
198: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/24(火) 01:12:56.89 ID:AHbnpA6mo
ほむら「まどか、着いたわ。ひとまず、あの木のところまで行きましょう」
まどか「な、何だか、見えないせいで草が…くすぐったいね」
ほむら「ふふっ、そうね」
199: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/24(火) 01:15:27.22 ID:AHbnpA6mo
ほむら「……まどかに見せたいもの、伝えたいことがあるの」
まどか「見せたいもの、伝えたいこと……?」
ほむら「えぇ……」
200: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/24(火) 01:17:02.23 ID:AHbnpA6mo
まどか「うわぁ……!」
ほむら「これは…想像以上ね……」
まどか「すごい……。どこを見ても星がきらきら光ってて……」
201: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/24(火) 01:17:58.55 ID:AHbnpA6mo
もごもごとした小さな声の返答に、まどかは首を傾げてから空へ視線を戻して息を漏らす
それを最後にまどかとの会話が途絶え、無言のまま時間だけが過ぎていく
空に浮かぶ、大小、強弱様々な光の粒に意識を向けていると、あの日のことが頭の片隅に浮かび上がる
202: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/24(火) 01:18:46.40 ID:AHbnpA6mo
ほむら「……私、以前…オリオン座を見たことがあるのよ」
ほむら「それも…冬とは真逆、真夏の夜空で……」
まどか「え、真夏に……?」
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