99: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/20(金) 00:49:33.69 ID:+WFMD0V0o
まどか「……さーて。それじゃ、何しよっか?」
ほむら「そうね……」
川辺での遊び方を考えてみるものの、今まで経験したことがない私には何も思いつかず
100: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/20(金) 00:50:10.39 ID:+WFMD0V0o
まどかの割と否定的な返事を聞いて、少し気分が落ち込んでしまう
別に水着姿のまどかが見れなかったからじゃない、と沈んだ気持ちに対して無意味な否定をする
ほむら「じゃあ…水遊び……?」
101: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/20(金) 00:50:45.66 ID:+WFMD0V0o
ほむら「ねぇ、まどか。それ…使ってもいいのよね?」
まどか「え、これ?うん、構わないけど……」
ほむら「……私、川の中に入って遊ぶことくらいしか思いつかなくて。でも、今日はその用意がないから」
102: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/20(金) 00:51:13.19 ID:+WFMD0V0o
まどか「うん。じゃあ、そうしよっか」
ほむら「……い、いいの?そんなに楽しいものじゃないと思うわよ?」
まどか「んー……。たぶん、だけど何で遊ぶかは大して重要なことじゃないんだ」
103: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/20(金) 00:52:03.47 ID:+WFMD0V0o
まどか「ここで何をするかは、決めてなかったんだけど……」
まどか「ほむらちゃんと一緒なら、わたしは楽しいよ」
ほむら「……っそ、そう」
104: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/20(金) 00:52:44.03 ID:+WFMD0V0o
ほむら「まどか、それは……?」
まどか「これ?釣りのエサだけど、どうして?」
ほむら「い、いえ……」
105: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/20(金) 00:53:25.45 ID:+WFMD0V0o
容器に詰まった練り餌を受け取ったものの、どうやったらいいかまでは私もまどかもわからない
それでも、知らないなりに何とか針先に餌をかけて、あとは投げ込むだけ
すると、隣で私の作業を見ていたまどかが何かを思い出したかのように、肩にかけたバッグの中を探し始める
106: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/20(金) 00:53:56.96 ID:+WFMD0V0o
促されるまま、やりやすいような形でまどかへ向けて腕を伸ばす
ただ虫除けスプレーを吹くだけと思っていると、いきなり手を取られ引き寄せられてしまう
その行動に驚き、どくんと胸が高鳴る。耳と頭の奥にガンガンとけたたましい音が鳴り響く
107: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/20(金) 00:54:28.79 ID:+WFMD0V0o
まどか「そう?なら、よかった」
私が内心、外面にも出てしまってるけど平然としていられないのはある意味まどかのせい
だけどそれはまどかが悪いというわけではなく、私が勝手にまどかのことを意識しすぎているというだけ
108: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/20(金) 00:54:56.76 ID:+WFMD0V0o
――――――
ほむら「……」
ほむら「……はぁ」
109: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/20(金) 00:55:32.37 ID:+WFMD0V0o
まどか「ほむらちゃーん。どうー?」
ほむら「全然。さっぱりよ」
まどか「んー、そっかぁー……」
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