119:名無しNIPPER[saga]
2017/01/23(月) 22:06:58.81 ID:ksRT/02SO
アミもマミも、この時ばかりは怪ロボットや黒い月のことなど忘れ、
ただの中学生として受けるべき楽しみを享受していた。
だが、忘れた時に限って事は起きるというのが、世の常である。
アミが何個目かの落ちている木の実をポケットに入れようとしたのと同時、
双子のカバンの中から同時にアラームが鳴った。
アミ「え、うっそ……」
マミ「うあうあー! なんでこんな時にぃ〜!」
聞き覚えのあるその音にアミとマミは頭を抱え、ヤヨイは心配そうな目を向ける。
それは、怪ロボット出現を知らせるアラームであった。
嫌がる口調とは裏腹に、手早く携帯電話を取り出して情報を確認するアミとマミ。
出現位置は現在地より東の海上。
そして進行方向は西、つまり――
マミ「よりによってこっちに向かってきてるみたいだし!」
ヤヨイ「ええっ!? た、大変! 先生に教えなきゃ!」
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