過去ログ - 無尽合体キサラギ
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122:名無しNIPPER[saga]
2017/01/23(月) 22:14:47.28 ID:ksRT/02SO
自分はアミとマミの友達――少なくともアミたちはそう思ってくれている。
しかしアミたちが自分を助けてくれることはあっても、
自分がアミたちの助けになれるようなことはほとんどない。
これで本当に、対等な友達だと言えるのだろうか。

以下略



123:名無しNIPPER[saga]
2017/01/23(月) 22:16:04.10 ID:ksRT/02SO



マミ「とどめだ! 行くよキサラギ!」

以下略



124:名無しNIPPER[saga]
2017/01/23(月) 22:17:50.38 ID:ksRT/02SO
キサラギの腕を起点にして海水は渦を巻き、
超大型の竜巻のごとくあっという間に怪ロボットを飲み込む。
怪ロボットは瞬時にコントロールを失い、
渦からの脱出どころか体勢を立て直すことすらできない。
やがてその機体は音を立てて強引に解体され、
以下略



125:名無しNIPPER[saga]
2017/01/23(月) 22:20:23.64 ID:ksRT/02SO
また前触れなく現れた蒼い鳥の姿、
そこから発せられる祖父の声に、アミとマミは同時に声を上げた。

マミ「ふーんだ、別にいいっしょ? 私たちだってもう中学生だもん」

以下略



126:名無しNIPPER[saga]
2017/01/23(月) 22:22:49.74 ID:ksRT/02SO
ぐっと拳を握って力強く二人は言う。
そんなアミたちの様子を蒼い鳥は少しの間じっと見つめ、くちばしを開いた。

   『そうか。わかっておればよい。……成長したな、お前たち』

以下略



127:名無しNIPPER[saga]
2017/01/23(月) 22:27:08.27 ID:ksRT/02SO
復帰が迅速であったこともあり、
幸いアミたちの不在は誰に気付かれることもなく無事に登山を終えることができた。
そうしていよいよ、アミたちの中で特に存在の大きかったイベントの一つ、
カレー作りが始まった。

以下略



128:名無しNIPPER[saga]
2017/01/23(月) 22:28:15.47 ID:ksRT/02SO
自分を呼ぶ声にあちこち動き回る単純な忙しさもあるが、
ヤヨイは自分が必要とされていること、誰かの助けになれていることが嬉しかった。
そして何より、仲のいい友達と一緒に料理をすることが楽しかった。

アズサ「はい、皆さん準備はできましたね〜? では手を合わせて、いただきます」
以下略



129:名無しNIPPER[saga]
2017/01/23(月) 22:29:29.10 ID:ksRT/02SO
それらの野菜を切ったのはもちろんアミとマミ自身であり、
単に野菜をちょうどいい大きさに切ることができなかっただけなのだが、
それはヤヨイにとってもこれ以上ない最高の結果であった。
自分ひとりではない、友人と共に協力して作ったことである何よりの証なのだから。

以下略



130:名無しNIPPER[saga]
2017/01/23(月) 22:30:17.12 ID:ksRT/02SO
今日はこのくらいにしておきます
次も補足した話が続きます
多分明日の夜投下します


131:名無しNIPPER[saga]
2017/01/24(火) 20:40:57.97 ID:/b4L6aI9o



地球防衛軍本部。
《黒き月の涙》の落着より設立されたこの組織は、
以下略



132:名無しNIPPER[saga]
2017/01/24(火) 20:41:37.58 ID:/b4L6aI9o
だが、足りない。
特にパイロットの数が圧倒的に不足していた。
人間の数を増やすだけなら来るものは拒まずの姿勢で居ればいい話だが、
危険も責任も伴うのがこの仕事であり、当然そういうわけにもいかない。
パイロットともなれば言わずもがなである。
以下略



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