184:名無しNIPPER[saga]
2017/01/26(木) 21:53:28.65 ID:GAp3y7O8o
マミ「でも、新型機を乗りこなした上に武器の強化案まで考えてるなんてすごいよね!」
アミ「ミキミキって、リッチェーンの開発時からパイロットやってたの?」
ミキ「ううん、アミたちと一緒だよ。今日会ったのが初めて」
185:名無しNIPPER[saga]
2017/01/26(木) 21:54:42.12 ID:GAp3y7O8o
学生食堂にあっても一際騒がしく、
そんなやり取りを続ける一同は否応なく目立っていた。
しかし声の主がアミたちだとわかると、他の者たちは、
いつものことか、と苦笑いで自分たちの食事に戻る。
186:名無しNIPPER[saga]
2017/01/26(木) 21:57:34.12 ID:GAp3y7O8o
ミキ「すごいことに変わりはないの! ミキ、尊敬してるの!」
アミ「そ、そんなステキ笑顔で正直に言われると、悪い気はしませんなぁ」
マミ「マミたち、最強のチームを組めそうだよね!
187:名無しNIPPER[saga]
2017/01/26(木) 22:02:19.32 ID:GAp3y7O8o
アミとマミは咄嗟に立ち上がった姿勢のまま、
声を掛ける間もなく去っていったヤヨイの残像をただ眺めていた。
マミ「あ、あれれ……?」
188:名無しNIPPER[saga]
2017/01/26(木) 22:03:18.20 ID:GAp3y7O8o
駆け込んだトイレの中、
ヤヨイは洗面所の流し台に手を付いて鏡を見つめていた。
吐きそうな気分になったのは本当だったはずなのに、
いざ洗面所を前にしてみれば、空咳しか出てこない。
189:名無しNIPPER[saga]
2017/01/26(木) 22:05:00.30 ID:GAp3y7O8o
ヤヨイ「……」
頬を引きつらせて眉根にしわを寄せた鏡の中の自分。
なんて酷い顔、とヤヨイは悲しい気持ちでため息をついた。
食堂の喧騒もここには届かず、ため息は、意外なほど大きく響いた。
190:名無しNIPPER[saga]
2017/01/26(木) 22:05:58.50 ID:GAp3y7O8o
ヤヨイ「だっ、誰……!?」
「すぐにわかるさ、すぐに記憶を呼び戻してやる。
闇の天使――ハルシュタイン近衛隊、ヤヨイとしての記憶をな」
191:名無しNIPPER[saga]
2017/01/26(木) 22:06:28.11 ID:GAp3y7O8o
今日はこのくらいにしておきます
続きは多分明日の夜投下します
192:名無しNIPPER[saga]
2017/01/27(金) 22:33:12.92 ID:blW05iaCO
・
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アミ「遅いね、ヤヨイっち……」
193:名無しNIPPER[saga]
2017/01/27(金) 22:34:20.30 ID:blW05iaCO
マミ「ミキミキ! 起きて! 怪ロボットだよ!」
ミキ「……あふぅ」
眠い目を擦るミキを強引に立たせて、アミたちも自らの配置へと急ぐ。
194:名無しNIPPER[saga]
2017/01/27(金) 22:37:13.88 ID:blW05iaCO
単機での襲来が常態化していただけに、
この突然の大攻勢に司令部は困惑した。
今回ばかりは敵はキサラギ単体ではなく、基地そのものを……
いやもしかすると、日本の国土そのものを侵略すべく
進撃は開始されたものと分析することができる。
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