過去ログ - 無尽合体キサラギ
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276:名無しNIPPER[saga]
2017/01/31(火) 21:36:52.79 ID:YrOpoD8To



片手で雑に掴んだ衣服を、少女は目を細めて見下ろす。
その目に宿る感情は、
以下略



277:名無しNIPPER[saga]
2017/01/31(火) 21:37:55.93 ID:YrOpoD8To
ヤヨイ「団長」

マコト「ああ、ヤヨイ……待っていたよ」

ヤヨイ「お待たせしてごめんなさい。処分し忘れていたゴミが溜まっていて」
以下略



278:名無しNIPPER[saga]
2017/01/31(火) 21:41:08.91 ID:YrOpoD8To
ヤヨイ「それじゃあ、私の出撃はもうすぐ?」

マコト「いいや。君の出番はあくまで“次の一手”。イオリが失敗した時のね」

マコトは巨大ロボを見つめ続ける目を僅かに細める。
以下略



279:名無しNIPPER[saga]
2017/01/31(火) 21:42:35.90 ID:YrOpoD8To
ハルシュタインへの敬愛を除いて、ヤヨイは他者との関係に感情を持ち込まない。
しかしそれゆえに好ましい関係を築き上げることも容易く、
築き上げた関係をなんの未練もなく打ち壊すこともできる。
そしてそのことに、ヤヨイは至上の喜びを感じるのだ。
そういう意味では、“他者との関係に感情を持ち込まない”というのは適当ではないとも言える。
以下略



280:名無しNIPPER[saga]
2017/01/31(火) 21:47:05.16 ID:YrOpoD8To
そう言って不敵に笑うヤヨイであったが
その横顔を見ながらマコトは、数ヶ月前の彼女の表情を重ねた。
キサラギのパイロット、アミとマミを裏切った直後のヤヨイの様子には、
明らかにそれまで覚えたことのない違和感があった。
ヤヨイ自身もそのことは自覚しているはずだ。
以下略



281:名無しNIPPER[saga]
2017/01/31(火) 21:49:19.67 ID:YrOpoD8To
今日はこのくらいにしておきます
続きは多分明日の夜投下します

>>260
もう少し先の分まで書き溜めてるのを放出してます
以下略



282:名無しNIPPER[saga]
2017/02/01(水) 19:53:20.09 ID:QH3+K0Bio



マミ「よーし、キサラギ! 次はあの瓦礫の山を向こうに運んじゃおう!」

以下略



283:名無しNIPPER[saga]
2017/02/01(水) 19:54:22.25 ID:QH3+K0Bio
ミキ『オーライオーライ、そのままでオッケーなのー』

マミ「はいよ、ミキミキ!」

アミ「瓦礫大盛り一丁!」
以下略



284:名無しNIPPER[saga]
2017/02/01(水) 19:56:41.78 ID:QH3+K0Bio
アミ「まあまあ、抑えて抑えて」

マミ「ミキミキとリッチェーンがそれだけ頑張ってくれたってことなんだから」

ミキはもちろん、リッチェーンの修理を担当している作業員たちに
以下略



285:名無しNIPPER[saga]
2017/02/01(水) 19:57:26.72 ID:QH3+K0Bio
前回の大規模攻撃――黒い月本体の降下から今日まで。
キサラギとリッチェーンという主戦力の穴を補うべく様々な対応策が練られる中、
あるいはこのまま平穏が続くのではないかと錯覚するほどに、
怪ロボットの襲撃はその兆候すら見せることはなかった。
しかしその泡沫のような、願望に近い錯覚から今、人々は目覚めることになる。
以下略



286:名無しNIPPER[saga]
2017/02/01(水) 20:01:23.03 ID:QH3+K0Bio
アミ「行かなきゃ、だね」

互いに見合わせて頷く双子の表情は少し前までとは打って変わり、
地球防衛軍隊員、キサラギのパイロットとしてのそれとなっている。

以下略



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