346:名無しNIPPER[saga]
2017/02/05(日) 21:06:09.30 ID:sKfYX8RPo
今日はこのくらいにしておきます
続きは多分明日か明後日の夜投下します
347:名無しNIPPER[sage]
2017/02/06(月) 18:07:36.94 ID:n8GWBlT3o
乙
>>1はスパクロは見たのかな?
348:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 20:28:47.43 ID:+kV6KPaeo
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ミキ「あっ、居た居た! アミ、マミー!」
349:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 20:30:12.47 ID:+kV6KPaeo
マミ「でもミキミキのことだから、いきなりでもちゃんと完璧にできたんでしょ?」
アミ「うんうん。なんせ防衛軍のエース・オブ・エースだもんね」
ミキ「むー……。確かにできたけど、それとこれとは話が違うの!」
350:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 20:31:06.13 ID:+kV6KPaeo
マミ「別にマミたちのせいじゃないって、他のみんなは言ってくれてるんだけど……」
ミキ「ミキもみんなの言う通りだって思うな。
口の中に隠した毒なんて絶対気付くわけないの。
だからアミもマミも、そんなの全然気にする必要なんてないよ」
351:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 20:32:51.68 ID:+kV6KPaeo
マミ「それってやっぱ、自分が死んででも夢を叶えてあげたいくらい
ハルシュタインのことが大好きだったってことでしょ?
だからなんていうのかな……敵ながらすごいな、って」
視線を手元に落としながらも、複雑そうな笑顔を作るマミ。
352:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 20:34:24.91 ID:+kV6KPaeo
アミたちは時折ミキが放つ闘志を頼もしく感じ、同時に少し怖くも感じる時もあった。
しかしこの時ばかりは、ミキの言葉は二人の心に火を灯すことに成功した。
アミ「……そうだよね。私たちにだって、守りたいものはあるんだ」
353:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 20:38:00.18 ID:+kV6KPaeo
それからどれほどの時間が経ったろうか。
窓から差し込む暖かな陽の光と気持ちよさそうなミキの寝息に誘われるように、
アミとマミもまた、椅子に腰掛けたままうつらうつらと船を漕ぎ始めている。
――けたたましい警報が食堂の空気を一変させたのはちょうどその頃だった。
354:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 20:41:20.97 ID:+kV6KPaeo
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地表の大半が水に覆われた星、地球。
アニマを緑の惑星と称するならば、青の惑星となるであろうその星だが、
355:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 20:44:32.60 ID:+kV6KPaeo
ちょうど地球の大気圏へと突入しようという頃、
それまで一定の距離を置いて追跡してきていた巨大な宇宙船が突然攻撃してきた。
その場で機体がバラバラにされるような
強力な攻撃ではなかったが、恐らくそれも敵の計算の内。
広大な宇宙空間や地球上空で機体を爆散させれば、
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