過去ログ - 無尽合体キサラギ
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443:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 21:17:57.23 ID:kk6jit6So



食堂を出たヒビキは、アミとマミの姿が見えなくなったのを確認して走り出す。
向かう先は、自分に与えられた部屋ではない。
少し駆けて曲がり角に出た時、ヒビキは目的の人物の名前を呼んだ。

ヒビキ「ミキ!」

その声に立ち止まり振り向いたミキに、
ヒビキは駆け寄るが早いか、真剣な顔で言った。

ヒビキ「一つだけ、確認させて欲しいんだ……。希魂石のことについて」

ミキ「……やっぱり、ヒビキも聞こえたんだね」

それを聞いてヒビキは確信した。
自分と同じようにミキもあの光の中で希石の“声”を聞き、
そして――希魂石の正体を知ったのだと。

ヒビキ「っ……ごめん、ミキ。自分も、知らなくて……。
   まさか希魂石が、こんな……!」

ミキ「どうしてヒビキが謝るの? ヒビキは何も悪くないの」


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