過去ログ - 海未「他人の唾液を啜らないと死んでしまう毒薬をマフィアに打たれたようです」
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48: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:37:54.95 ID:zPfl3jU20
海未「えー、ということはつまり、見ず知らずの好意も何も抱いてない相手の唇をいくら奪おうとも意味がないということですか?」

真姫『だからそう言ってるじゃない』

海未「ど、どうしましょう……このままでは穂乃果奪還どころか先に私が死んでしまいます! ぉえっ」
以下略



49: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:38:55.88 ID:zPfl3jU20
 正に万策尽きたといった瞬間、屋上にバタバタと足音が鳴り響きました。


にこ「いた! やぁっと追い詰めたわよ海未!」

以下略



50: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:40:14.24 ID:zPfl3jU20
にこ「なぁに余裕こいてんの! 覚悟しなさい!」


 にこ始め三人が機関銃を私に向けて構えました。
 同時に私は懐に手を伸ばすと、掴んだ物体を体の前に差し出しました。
以下略



51:名無しNIPPER[sage]
2017/02/18(土) 17:41:05.59 ID:FtDT2CSXo
>>1
[ピーーー]


52: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:41:58.27 ID:zPfl3jU20
 三人が銃を捨てたのを確認して、私は駆け出しました。


にこ「……おろろ?」

以下略



53: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:42:56.26 ID:zPfl3jU20
にこ「ほごぉ!?」

凛「……え? ……え???」

花陽「キマシタワーーー!」
以下略



54: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:43:56.11 ID:zPfl3jU20
 舌をぐりゅんぐりゅん動かしてにこの唾液を舐め取り啜り取り、私の口の中もどんどん潤ってきます。
 ひとしきり満足してからようやく口を離してあげました。


海未「大変美味しゅうございました」
以下略



55: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:46:22.15 ID:zPfl3jU20
 私は腕の中で目を回しているしているにこをそっと床に下ろしました。
 りんぱなに目を向ければ、片や呆然とした、片や恍惚の表情で突っ立ったままでした。


凛「ち、ちゅーしたにゃ…………海未ちゃんがにこちゃんとちゅーしたにゃ…………」
以下略



56: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:47:25.07 ID:zPfl3jU20
―――


 三度襲撃を切り抜けた私はホテルから大通りへと出ました。
 穂乃果を攫った絢瀬絵里の正体を知るべく、情報屋と連絡を取ろう……としたのですが。
以下略



57: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:48:35.71 ID:zPfl3jU20
 私はホテルでの一連のやり取りを簡潔に説明し、その間にも体を蝕む毒の影響でどんどん死に体になってゆきました。
 手足の痙攣が止まらなくなるのって怖いんですね、自分の体が崩壊していく気分です。


真姫『そう……海未の身に起きた症状については新たに入手した情報で説明できるわ』
以下略



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