過去ログ - 【モバマス】美嘉「もう一つの物語」
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24: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/05(日) 20:57:56.13 ID:QFvfrLAg0
ご飯にいってきますので、また一時間後くらいに再開します。


25:名無しNIPPER[sage]
2017/03/05(日) 21:08:05.42 ID:nV62//0HO
おつおつ


26: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/05(日) 22:12:23.89 ID:QFvfrLAg0
戻りましたので再開です。
ここからは美嘉Pから美嘉に少しバトンタッチします。


27: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/05(日) 22:20:09.34 ID:QFvfrLAg0
会社の決定、分かってる。
路線変更の意味…分かってる…。きっと。

莉嘉に言った言葉だって、言い過ぎたかもしれないけど…
遊び半分でアイドルなんて出来ない…!
以下略



28: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/05(日) 22:22:18.62 ID:QFvfrLAg0
「納得って…!仕事なんだよ。全部納得して出来るわけじゃないじゃん」
「…」
「アタシが足踏みして、奈緒や加蓮…後輩たちに迷惑かけられない…!
アタシは、覚悟を持ってやってる」
「覚悟、ね…」
以下略



29: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/05(日) 22:28:08.32 ID:QFvfrLAg0
「あなたの言う覚悟を持つというのは、
なりふり構わず、自分を捨ててでも走り続けることなのかしら?」


だから、その言葉はアタシを大きくぐらつかせた。
以下略



30: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/05(日) 22:30:51.58 ID:QFvfrLAg0
「少し冷静になりなさい」

そう言って奏は腰を上げ、レッスン室の出口へと向かった。

「周りを良く見ることよ。
以下略



31: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/05(日) 22:43:17.08 ID:QFvfrLAg0
誰のために…何のために…誰のために…

レッスン室を出たアタシはその言葉に、答えを見つけられないまま、
フラフラと事務所の廊下を歩いていた。

以下略



32: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/05(日) 22:46:12.09 ID:QFvfrLAg0
ぶつかってしまった人は、事務所の先輩、高垣楓さんだった。
…コーヒー、かけなくて良かった…

そこで、アタシは社員さん同士がしていた会話を唐突に思い出した。
…楓さんが、常務の仕事を断った、という話を。
以下略



33: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/05(日) 22:50:02.87 ID:QFvfrLAg0
「そ、その…どうして、楓さんは断れたんですか?」
そう言うと、楓さんはうーんと小さくうなりながら、少し困った顔で首を傾げる。
しかし、パッと表情を明るくし、胸の前で小さく手をパン、と鳴らすと

「じゃあ…逆に質問」
以下略



34: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/05(日) 22:54:35.97 ID:QFvfrLAg0
「ええ。それはね、笑顔が無いとか、元気が無いとか、そういうことでは無くて、
美嘉ちゃんがどういう思いで、どうありたいのかが、見えないなあって」

どうありたいのかが、見えない…
それは、とても厳しい言葉のようで、でも楓さんの口から発せられる言葉は
以下略



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