過去ログ - 【モバマス】美嘉「もう一つの物語」
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43: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/06(月) 19:55:34.39 ID:G39hXaPY0
遅くなりましたが、再開です。
ここからはまた美嘉から美嘉Pにバトンタッチです。
莉嘉と話して、何かの決意をした美嘉Pのお話です。
44: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/06(月) 20:01:08.32 ID:G39hXaPY0
俺は半ばダッシュに近い速度で急いでアシスタントエリアに向かった…が、
担当のアシスタントも、常務の秘書も帰ってしまっていた。
参ったな…いや、自分でやるしかないか。
そう思い、自室に戻り意を決して常務に電話をかけようとしたところで、
45: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/06(月) 20:07:24.07 ID:G39hXaPY0
今日は珍しい来客が多い。まさかあいつのアシスタントがやってくるとは。
「お疲れ様です。伝言を預かっておりますのでお届けにまいりました。
メールでも同じ内容を送っているとのことです」
46: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/06(月) 20:08:43.77 ID:G39hXaPY0
少しでも出来ること…
無茶だろ…
でも、あの表情は…そしてひどくかかとのすり減った靴と、
莉嘉ちゃんがいう、「アタシたちのために見つけてきてくれたテレビのお仕事」っていう言葉。
47: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/06(月) 20:10:30.84 ID:G39hXaPY0
「…分かりました、何とかしてみますね」
一瞬、驚いたような表情をした千川さんだったが、すぐに表情を戻すと即答してくれた。
「ありがとうございます!」
48: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/06(月) 20:28:50.78 ID:G39hXaPY0
…え、なんだろう、満面の笑みのはずなのに何故か怖い。
ゆ、夕日の当たる部屋のせいだろうか。
「な、なんでしょう?」
49:名無しNIPPER[sage]
2017/03/06(月) 20:28:57.84 ID:pB0FdmL6O
ひぇぇ…
50: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/06(月) 20:32:51.05 ID:G39hXaPY0
楓さんと話して、少し落ち着いて…いろいろ考え直せた。
あはは、向き合って話さなきゃいけない人、多いなー。
ファンのみんなのこと。
51: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/06(月) 20:35:22.71 ID:G39hXaPY0
「よ、みりあちゃん?」
楓さんが言ってた、中庭で見かけたという「お仲間」は、
シンデレラプロジェクトの一人、赤城みりあちゃんだった。
52: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/06(月) 20:39:54.04 ID:G39hXaPY0
「どうしたの?しょんぼりして見えるよ?」
「私、しょんぼりなんてしてないよ。ただこのへんがちょっとモヤモヤするかも…」
みりあちゃんはうつむき加減に、胸に手を当ててしょんぼりしていないと言う。
でも、その顔は、やっぱりどうしてもしょんぼりしているように
53: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/06(月) 20:43:29.81 ID:G39hXaPY0
お昼からたっぷり、アタシとみりあちゃんは渋谷で遊び倒した。
カラオケに、コスメに、プリクラに…遊んだなー!!
仕事を忘れてって思ったけど、カラオケでお互いの持ち歌を歌ったり、
莉嘉と一緒に出るテレビの話だったり、すごく楽しそうに話すんだよねー。
ちっちゃくてもやっぱりプロのアイドルなんだなーって思っちゃった。
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