過去ログ - 妖狐姫「わらわの座椅子となるのじゃ」
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64:名無しNIPPER[saga]
2017/03/10(金) 18:07:40.59 ID:bQ1VTJGW0
くぅこ「ん〜…?はて、何処で耳にした話でごじゃったか…」

男(マジで勘弁してくれよくぅこ!妖狐姫に自分が奴隷と同じ扱いを受けてるって思われたらどうすんだよ!)

ビクつきながら恐る恐る下を見る。
以下略



65:名無しNIPPER[saga]
2017/03/10(金) 18:13:28.26 ID:bQ1VTJGW0
妖狐姫「座椅子の世界の奴隷は随分といい身分じゃのう…こんな素晴らしい施しが受けられるとは…それは本当に奴隷なのか?」

どうやら別の方向に捉えてくれたらしい。
危なかった。

以下略



66:名無しNIPPER[saga]
2017/03/10(金) 18:14:31.92 ID:bQ1VTJGW0
…………

男「くぅ〜こぉ!」

くぅこ「せっしゃの失態であった。許して欲しいでごじゃる」
以下略



67:名無しNIPPER[saga]
2017/03/10(金) 18:15:13.17 ID:bQ1VTJGW0
くぅこ「ほ、本当でごじゃるか…?」

男「怯えすぎだろ…」

くぅこ「せ、せっしゃも男殿の膝に乗せて貰っても構わないでごじゃるか…?」
以下略



68:名無しNIPPER[saga]
2017/03/10(金) 18:16:12.25 ID:bQ1VTJGW0
男「来いよ」

俺が膝をぽんぽんと叩くとくぅこは警戒しながらもそっとお尻を乗せた。

くぅこ「むぅ…?ただの座椅子でごじゃるな」
以下略



69:名無しNIPPER[saga]
2017/03/10(金) 18:16:59.89 ID:bQ1VTJGW0
男「あ、ああ分かった」

男(いや…しかし…)

くぅこをペットのように可愛がる…という実感がイマイチ湧いてこない。
以下略



70:名無しNIPPER[saga]
2017/03/10(金) 18:17:42.81 ID:bQ1VTJGW0
くぅこ「しょ…しょの…やはり汚れ仕事をしている身に魅力はないということでごじゃろうか…」

くぅこは少ししゅんとしてしまった。

男(どんなに影の仕事をしていても、やっぱり女の子なんだな)
以下略



71:名無しNIPPER[saga]
2017/03/10(金) 18:18:18.40 ID:bQ1VTJGW0
くぅこ「男殿の手…おっきいでごじゃるな…」

男「よく言われる」

くぅこ「…少しばかり師匠様を思い出したでごじゃるよ」
以下略



72:名無しNIPPER[saga]
2017/03/10(金) 18:19:17.76 ID:bQ1VTJGW0
男「そういえばさ、くぅこってどんな妖術が使えるんだ?」

くぅこ「一番得意なのはやはり基本妖術の『変化』でごじゃるよ」

男「変化か。確かに狐っぽいな」
以下略



73:名無しNIPPER[saga]
2017/03/10(金) 18:20:03.39 ID:bQ1VTJGW0
男「ちょっとやってみてくれよ」

くぅこ「それくらいならお安い御用でごじゃるよ」

くぅこは両手をぴったり合わせると白い煙を上げた。
以下略



74:名無しNIPPER[saga]
2017/03/10(金) 18:21:19.76 ID:bQ1VTJGW0
男「この姿ならいつもみたいにできるぞ」

くぅこ「ふぇっ!?ふあぁっ!?」

妖狐姫にやっているように髪と尻尾を同時に撫でてやるとくぅこは忍者にあるまじき大きくて甲高い声を上げた。
以下略



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