過去ログ - 妖狐姫「わらわの座椅子となるのじゃ」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/03/09(木) 21:25:53.67 ID:l6gu8MXB0
男(…なんだあれ?)
だがその女の子…どうも普通じゃない。この国にいるのは不自然なほどの鮮やかな黄金色の髪、だが服装は和風な巫女風装束だ。
男(小学生コスプレイヤーとか…?マジ?)
以下略
8
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/09(木) 21:26:35.19 ID:l6gu8MXB0
「はっ…はっ…あやつらめ…何処までわらわを追い回す気なのじゃ…」
「…ひゃっ!?」
俺が目の前まで近づいたその瞬間、女の子は濡れた地面に足を滑らせて前から倒れかけた。
以下略
9
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/09(木) 21:27:28.63 ID:l6gu8MXB0
俺の方がおろおろとしていると金髪少女は何かを決心したような真剣な顔つきとなり先に口を開いた。
「うにゅよ…」
男(え?俺のこと…?)
以下略
10
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/09(木) 21:28:02.19 ID:l6gu8MXB0
男(ひ、姫…?この子お姫様なの!?)
「くっ!見つかってしもうたか!」
「おい!うにゅよ!わらわをおぶって走るのじゃあ!」
以下略
11
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/09(木) 21:28:37.51 ID:l6gu8MXB0
急いで言われたとおり金髪少女を背負い走り出す。
男「どっ、何処行けばいいんだ!?」
「なるべく人間がおらん場所へ出るのじゃ!」
以下略
12
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/09(木) 21:29:28.36 ID:l6gu8MXB0
「ここらでよいか」
なんとか男たちを巻き、人通りの少ない場所へ出たところで背中の少女はぶつぶつと呪文のような何かを唱え始めた。
以下略
13
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/09(木) 21:30:24.85 ID:l6gu8MXB0
…………
人混みが騒つく声で目を開けた。
一人で落ち着く自室に籠もっていると、どうもこういう騒がしいのは苦手だ…。
以下略
14
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/09(木) 21:30:53.83 ID:l6gu8MXB0
男「なんだ…これ…」
まず、どう見ても自分の知っている場所ではない。
高校の教科書でしか見たことないような古い雰囲気の漂う市場で沢山の人達が衣類や果物を買っている。
以下略
15
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/09(木) 21:31:53.39 ID:l6gu8MXB0
「何処でもよいと適当な転移鳥居をくぐってしもうたが…さっきの世界は耳と尻尾を隠す必要があって大変じゃったな…」
「ふぅ…やっと楽になったのじゃ…」
男「なぁ、ここは一体何処なんだ…?」
以下略
16
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/09(木) 21:32:50.65 ID:l6gu8MXB0
「姫様!探しましたよ!?」
「主様!ここにおられたでごじゃるか!」
突然の出来事の連続は俺に冷静になる暇を与えてはくれない。
以下略
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