過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」
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123:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:22:51.07 ID:ha7ZcpN9o



宵の時刻、街明かりは煌々と灯ったままに空を照らしている。
眠らない大都市ヨッツメシティ、昼夜を問わず、その輝きが途絶えることはない。
以下略



124:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:23:19.59 ID:ha7ZcpN9o
話相手は親友のダイヤ。
通話して曰く、先日の『洗頭』絡みの一件で警察の諸々の調査に連日協力をしているらしい。

その上で、ジムリーダーとして挑戦を受ける責務もきっちり果たしているのだから鞠莉に劣らぬ多忙ぶりだ。
さすがにリーグの許可を取り、一時的に事前予約制にはなっているらしいが。
以下略



125:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:23:46.53 ID:ha7ZcpN9o
もちろん、当日は大企業オハラコーポレーションの総力を結集した警備体制が敷かれる。
警備部隊へ下される指示は捕縛ではない。『洗頭』の構成員を発見次第、殺害。

地上は正面エントランス、裏口共に完全防備が敷かれ、空の警備も盤石の体制。
周辺建造物の6ポイントに狙撃班が待機、綺羅ツバサらしき人物を発見、当人であると確認でき次第の発砲が予め許可される。
以下略



126:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:24:14.97 ID:ha7ZcpN9o
天高く聳える巨大なオハラタワーは、地下にもその根を伸ばしている。

その大半は外部の監査が入ったとしても問題のない場所なのだが、見せるわけにはいかない箇所もある。極秘の地下研究棟だ。

そこでは社外秘、それどころか一部の専属チームと役員以上にしか存在の知らされていない研究が行われている。
以下略



127:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:24:42.11 ID:ha7ZcpN9o



穂乃果「おおお…!おおおお……!」

以下略



128:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:25:19.60 ID:ha7ZcpN9o
すぐそばで客へとローストビーフを切り分けているシェフが、そんな穂乃果たちへと微笑ましげに頬を緩めている。
視線に気付き、匂いにつられて穂乃果はふらふらと寄っていく。


穂乃果「うわあ、ローストビーフだ!」
以下略



129:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:25:48.15 ID:ha7ZcpN9o
穂乃果「あっ!!」

真姫「なっ、何!?」

穂乃果「そのグラスの赤いの…真姫ちゃんいけないんだ!未成年なのにお酒なんて飲んでる!」
以下略



130:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:26:16.55 ID:ha7ZcpN9o
穂乃果「ぎゃあああ!!リザード!それはない!!」

『ザアッ?!』

真姫「何してるのよ…」
以下略



131:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:26:43.67 ID:ha7ZcpN9o
真姫「あ!海未がいたわ!」

穂乃果「え、どこ……あっ本当だ!!お〜い!!!海未ちゃあああああん!!!」

海未「…?あっ、穂乃果!真姫!」
以下略



132:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:27:13.17 ID:ha7ZcpN9o
三人の間に沈黙が漂う。
最も心優しい愛すべき幼馴染は、一体どこへ姿を消してしまったのだろう。
再会の喜びも、結果として消沈の呼び水になってしまう。
そんな人間たちの悲喜を知ってか知らずか、リザードとゲコガシラは互いを眺めて成長を確かめ合っている。

以下略



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