113:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:17:57.80 ID:ha7ZcpN9o
海未「しまった!キルリア!」
ペリッパーの高速降下はキルリアの小柄な体を強かに打ち、そのまま気絶へと追い込んだ。
海未は悔やみながらすかさずキルリアをボールへ収め、労いの言葉を掛け、ペリッパーに遅れて落下してきていた曜へと目を向ける。
114:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:18:33.08 ID:ha7ZcpN9o
千歌「すっ、すごいよ…!」
繰り広げられた一瞬の攻防に、千歌は目を皿のようにして見入っている。
ペリッパーの急降下攻撃と曜の命知らずな同伴指示、それはいつもの戦術で見慣れている。
115:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:19:01.76 ID:ha7ZcpN9o
曜「それじゃドククラゲには一旦戻ってもらって、次のポケモンは…っと、っと?」
海未「おや、なにやら騒がしく…」
116:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:19:30.20 ID:ha7ZcpN9o
海未「あ、ありがとうございます…ありがとうございます…え、サイン!?そういうのは、あの…これで良いでしょうか?」
海未は生来の礼儀正しさと生真面目さで、拍手に礼を述べつつ退場していく。
手渡されたペンで色紙へとやたらに達筆なサインを書き付け、我も我もとサイン希望が続出したところを必死に抜けて逃げていく。
117:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:19:58.79 ID:ha7ZcpN9o
海未(同い年くらいの友人だというのに、曜は千歌を庇護しようという意識が強すぎるような印象を受けました。その庇護が千歌の成長を妨げている…そんな印象も)
…と、ピシャリ。
自分の頬を叩いて思考を追い払う。
118:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:20:29.37 ID:ha7ZcpN9o
《ヨッツメシティジム》
穂乃果「バタフリー!“ぎんいろのかぜ”!」
119:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:20:57.86 ID:ha7ZcpN9o
…
花丸「ほわー、穂乃果さん、大変な旅をしてるんですねえ」
120:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:21:26.08 ID:ha7ZcpN9o
パニック状態の善子を花丸が落ち着かせ、自己紹介を済ませてちゃぶ台をぐるりと囲む。
慌てていた善子だが、穂乃果が屈託のない絡みやすい性格だと認識したところで動揺は収まった。
それでもまだ、すうっと通った鼻筋の先にまだ視線を泳がせているあたりに人見知りがよく表れている。
(ちょっとタイプは違うけど、子供の頃の海未ちゃんもあんなとこあったなぁ)とほんのりノスタルジー。
121:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:21:54.58 ID:ha7ZcpN9o
穂乃果「へー!じゃあ花丸ちゃんと善子ちゃんもオハラのパーティーに参加するんだね!」
花丸「はい、ジムリーダーの家族も出席できるんです。立食パーティーで美味しいご馳走とかもあるみたいだから、マルもお父さんについていって、ご相伴に預ろうかなぁって」
善子「ずら丸は食い意地張りすぎ。太るわよ」
122:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:22:22.70 ID:ha7ZcpN9o
善子「ナァーイス・キャッチ!」
花丸「それはトレーニングじゃなくて芸ずら」
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