過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」
1- 20
363:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 05:59:01.23 ID:ha7ZcpN9o
一般に、伝説と呼ばれるポケモンは人々の前に滅多なことでは姿を見せない。
しかし稀に、各地方で立て続けに伝説の存在が目撃されることがある。

その条件は動乱。
巨大な悪の組織が現れ暴威を見せた地方には、必ず何かしらの伝説のポケモンが姿を見せるのだ。
以下略



364:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 05:59:28.28 ID:ha7ZcpN9o
真姫曰く。

ジョウト地方のエンテイ、ライコウ、スイクン。
ホウエン地方のラティアス、ラティオスなど。

以下略



365:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 05:59:55.28 ID:ha7ZcpN9o
ことりの中に友達思いの優しさは残されたままだが、しかしそれと同じくらいに力を求める心も育ってしまっている。
ドラゴンタイプに拘りを持っていることりだが、しかし“伝説”という存在は魅力的だ。

それを保護しようという花陽に同行してこそいるが、その内心は虎視眈々。

以下略



366:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 06:00:24.88 ID:ha7ZcpN9o
ことり「うふふ、ばれちゃったかぁ…はい、花陽ちゃんもどうぞ♪」

花陽「いいの?ありがとう♪」

穂乃果「わぁい!クッキーだ!」
以下略



367:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 06:01:33.50 ID:ha7ZcpN9o



ロクノシティ刑務所。

以下略



368:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 06:03:29.86 ID:ha7ZcpN9o
そんな刑務所の中、鹿角聖良は窓なき部屋の天井を見上げ、静かに思考に意識を傾けている。

独房ではなく殺風景な一室、机を挟んで聴取人。
あくまで粛々と、確認のために何日も何日も幾度も幾度も同じ問いを繰り返される。そんな一種の拷問めいた取り調べの最中だ。

以下略



369:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 06:04:19.02 ID:ha7ZcpN9o
言葉を切り、聖良の瞳はその頑なさから、少し印象を違えている。

妹、理亞を想う。
自らを犠牲にしてまで逃した妹の姿を思い浮かべ、静かに微笑を浮かべる。

以下略



370:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 06:04:46.32 ID:ha7ZcpN9o



ブブブ…と羽音。
砂塵を巻き上げつつ低空、トンボめいた姿の緑竜がハチノタウンの軒先をすり抜ける。
以下略



371:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 06:05:54.19 ID:ha7ZcpN9o
ポカリと殴りつけ、「痛いわにこ!」と抗議の声。
そんな二人を呆れ調子で眺める真姫、その肩がちょいちょいと叩かれる。


「ふっふっふ、かわいいお嬢さん。今晩一緒に晩ごはんはいかがですかぁ?」
以下略



372:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 06:06:21.84 ID:ha7ZcpN9o
凛と花陽は家族ぐるみの付き合いだ。
日頃から民宿小泉へは実家その2とばかり気軽に出入りしていて、それが今日は海未の宿の便宜も図らなくてはならない。

となれば、普通の一軒家な星空家よりは小泉家に連れてくるのが妥当。
希は希で絵里たちと同室、元々こちらに宿を取っているのだからなおさらだ。
以下略



373:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 06:07:41.10 ID:ha7ZcpN9o
夕暮れの露天風呂。
まだ宿泊客たちで混み合わないうちにと、穂乃果ら九人は早々に乳白色の湯に肩を並べている。
年頃の女子が大勢集えば、聞こえてくるのはなんとも華やかな会話の数々。


以下略



978Res/1221.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice