過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」
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457:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:00:44.77 ID:ha7ZcpN9o
英玲奈「デオキシスは本来、とりたてて攻撃的な生物というわけではない。
辿り着いた星の環境への適応を何よりも優先する生物だ。
先にその星に適応している同種がいれば、その行動をトレースすることで馴染もうとする」


以下略



458:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:01:21.41 ID:ha7ZcpN9o
英玲奈「デオキシス細胞。子供の頃に人体実験で埋め込まれたものだ」

穂乃果「人体、実験……」

英玲奈「この細胞のせいか、デオキシスたちは私を同族と見做しているらしい。
以下略



459:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:01:52.16 ID:ha7ZcpN9o
反応はそっけない。
だがその横顔は、少しだけ嬉しそうに見える。


英玲奈「君も腕を火傷しているな。簡単にだが、手当てをしよう」
以下略



460:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:02:44.52 ID:ha7ZcpN9o
ひょいと石を拾い上げ、それを穂乃果の目の前へと差し出す。
よく見ればほんのわずかに発光していて、なんとも不思議な見た目をしている。


英玲奈「この石は長い歳月を掛けてゆっくりと蓄電していく性質がある。見たことはないか?」
以下略



461:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:03:12.21 ID:ha7ZcpN9o
穂乃果「あ、その、ええと!私、理系は弱くて!あんまりそういうのはわかんないかなぁ〜、あはは…」

英玲奈「そうか…ちなみに君が踏んでいるその石、加工すれば7桁の売値が付くぞ」

穂乃果「えええっ!?持って帰る!!」
以下略



462:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:03:40.64 ID:ha7ZcpN9o
英玲奈「……アジトへの急襲は完全に予想外。そしてツバサは、負けたフリなど絶対にできない、根っからの負けず嫌いだ」

穂乃果「じゃあ…」

英玲奈「ああ、ツバサは絢瀬絵里に敗れた。東條希のサポートと、矢澤にこの執念に捕らわれた。それは本当だ」
以下略



463:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:04:08.56 ID:ha7ZcpN9o
英玲奈「敗北には種類がある。致命的なものと、そうでないものと。ツバサにとって先日の敗北は…後者だ」

穂乃果「致命的じゃ、ない。牢屋に入れられたのに?」

英玲奈「あいつはあれで用心深い。万が一に備えての仕込みは既に済んでいたのさ」
以下略



464:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:06:11.68 ID:ha7ZcpN9o
崩落。
頭上の天蓋が砕け飛び、星空を背負い現れるのはアタックフォルムのデオキシス。
ただしその体に纏ったエネルギー量、効率は先ほどまでの比ではない。

英玲奈が、そしてダイヤが跳ね起きて天井を見上げている。
以下略



465:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:06:39.11 ID:ha7ZcpN9o



転じ、アタックフォルムによる大崩落から1キロほど離れた地点。
森林に絹を裂くような怒りが漏れる。
以下略



466:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:07:06.06 ID:ha7ZcpN9o
希「フーディン、サイコキネシス」


放たれた念力がボールを弾き飛ばし、そしてデオキシスを叩き潰して完全に打倒した。
デオキシスはごく小さな休眠態へと姿を変え、ことりの目はもうそれを探し出すことはできない、
以下略



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