過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」
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800:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 18:29:05.88 ID:ha7ZcpN9o
松浦果南の真骨頂、それは水中戦にある。

ポケモントレーナーは一匹扱えて半人前、二匹扱えて一人前。
同時に三匹へと正確な指示を下せる人間は稀で、サーカス団員ばりの技量と言えるだろう。

以下略



801:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 18:29:36.66 ID:ha7ZcpN9o
希はここまで、ほぼメガフーディンの力しか使役していない。
それは自身の周囲を覆った水をデオキシスのサイキックで押しのけて空間を形成しているからであり、同時に周囲の水を分解して酸素を生んでいるため。

二つの細かな工程をデオキシスに任せている以上、戦闘はメガフーディンでの様子見に終始していた。

以下略



802:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 18:30:04.40 ID:ha7ZcpN9o
指示は同着。しかしデオキシスはその圧倒的速度を以って、果南の六体に先行している。

つい今し方までノーマルフォルムだったのがほんの一秒足らず、姿をスピードフォルムへと変貌させている。

水中というディスアドバンテージを物ともしない始動速度、のたうつ触腕は螺旋を描き、瞬時に収束させるエネルギー。
以下略



803:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 18:30:30.89 ID:ha7ZcpN9o
三人の中で凛が唯一、ミカボシ山でデオキシス統合体と直接交戦している。
その猛威を身に染みて知っていて、そして今、デオキシス全身にエネルギーを纏わせた状態から解き放とうとしている技を知っている。

それは山で、凛と穂乃果とダイヤの三人を昏倒へと追い込んでみせたエスパーエネルギーの爆発的大解放。

以下略



804:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 18:31:28.36 ID:ha7ZcpN9o
辛うじて形状を保った水球、その中はジャグジー風呂のように乱舞する泡に覆われていて視界は不明瞭。

果南が負けてしまえば希が解き放たれる。
それは今の真姫たちにとって死刑宣告にも等しく、ひいては終焉のトリガーに…

以下略



805:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 18:32:03.64 ID:ha7ZcpN9o
希(“テレポート”、そしてまた“テレポート”!波動はカイオーガに止められる。なら、直近で手の届かない場所に飛ばして詰みや!!)


メガフーディンもまた、デオキシスには及ばずとも速い。
全てのポケモンの中でトップクラスの速度が二体、それこそ東條希の脅威!
以下略



806:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 18:32:32.72 ID:ha7ZcpN9o
果南(“ハイドロポンプ”!)

『カメェッックス!!!!』


以下略



807:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 18:33:37.52 ID:ha7ZcpN9o
果南(変だな、わざわざメガフーディンを守備に戻らせた)


違和感を覚えている。
鞠莉に、様々な評論家に、ひいてはネットなどでファンからもアキバ地方きっての脳筋プレイヤーと評される果南だが、決して地頭が悪いわけではない。
以下略



808:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 18:34:05.20 ID:ha7ZcpN9o
真姫が思考を巡らせている間も、果南と希の激闘は続いている。

ダメージを負った果南の泳ぎの速度は落ちている。
それを希は鋭敏に察知していて、再び自らの不可視の腕で果南を水中に追い立てる。
それを縦に横に、万全のコンディションからは遠い状態の果南は避け続けている。
以下略



809:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 18:34:31.99 ID:ha7ZcpN9o
それぞれカイオーガとデオキシスの力で全員への感電を防いでいるが、電熱に水球は猛烈な加熱を得る。
初めは冷たかったバトルフィールドも、既に熱めの温泉ほどの熱を帯びている。

希が水中に身を浸してから既に二分は経過、希の肺に酸素は残り少ない。
対し、果南もまた失血に視界を揺らがせる。毛穴すべてがズクズクと痛んでいるような錯覚。実態は水を伝導したサイキックの余波に血管が痛んでいる。
以下略



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