912:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:03:17.11 ID:ha7ZcpN9o
マッシブーンは荊の罠へと足を踏み入れ、“フレアドライブ”の傷に毒痛を重ね、ついにその身を横たえたのだ。
千歌は傍ら、ロズレイドへと親指を立てて(やったね!)と示す。
パワー特化の美渡のエンブオーとはまた異なり、志満のロズレイドは優れたオールラウンダー。
913:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:04:27.93 ID:ha7ZcpN9o
トレーナーの優秀さは戦闘での強さと育成の上手さの二軸、その二軸は密接に相関する。
上手く育成されたポケモンは自ら判断し、トレーナーにとってのもう一つの目となる。
ロズレイドの視線は敵の隙を見出す。千歌を促し、千歌はそれに応えて攻撃許可を。
914:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:05:32.09 ID:ha7ZcpN9o
『バニィッ!』と放たれた氷は弾丸のような高速、“でんこうせっか”のように出の速さが売りの小技。レントラーの体を軽打して微量のダメージを。
隙を作るにはそれで十分だった。わずかに怯んだ一瞬、大量の“マジカルリーフ”がレントラーを包み込んでいる!
ルビィ「千歌ちゃん、やったぁ!」
915:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:06:01.53 ID:ha7ZcpN9o
だが、決断は三秒。
それ以上を要してはいられない。聖良はボールを手にしている。
聖良「…いいえ、ここで負ける、その方がよほど論外」
916:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:06:35.44 ID:ha7ZcpN9o
その熱気は河川敷の土壌を燃やし、溶かしていく。
並び立つ聖良も熱い。技量があるため辛うじて扱えるが、並のトレーナーが連れればその身を灼かれかねない危険性。
アライズ団が特殊なルートから入手したポケモンだが、どうやらとりわけ気性の荒い個体らしい。
実戦投入をテストした段階で、数人の死傷者を出している。
917:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:10:10.00 ID:ha7ZcpN9o
理亞(…!)
千歌「ルビィちゃん危ない!!」
ルビィ「ぅあっ…!ば、バイバニラぁ?!」
918:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:10:37.88 ID:ha7ZcpN9o
千歌はルビィへと力強く、…語尾は多分と不確定ながら、前線を請け負ってみせる。
そんな敵の様子を向かいに見つつ、聖良は黒澤ルビィを焼き殺さずに済んだことに内心胸を撫で下ろしている。
聖良(やはり制御が難しい…バイバニラを的確に狙えたのはいいけれど、トレーナーまで巻き込んでしまうところだった)
919:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:11:07.86 ID:ha7ZcpN9o
同様に相方を留め、千歌と聖良は互いを見合う。
聖良の辞書に容赦の二文字はない。ヒードランを擁しているからと攻め手を一体だけに収めるつもりはさらさらなし。
聖良「来なさい、マニューラ」
920:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:11:37.78 ID:ha7ZcpN9o
聖良「“マグマストーム”…口へと収束してください」
命中率を改善させるため、聖良はヒードランを御するためにテストしていた技の準備シークエンスへ。
チャージの進みを見つつ、タイミングを見計らい、短く正確な指示を訥々と下して複数段階。
921:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:12:25.19 ID:ha7ZcpN9o
アライズ団の活動には支援者がいる。
それは特定の誰というわけでなく、ツバサたちの活動で利益を得ることができる大陸の資産家や投資家たち。
さながら蹂躙の屍肉に集うハイエナだが、UBなど数々の強力なポケモンなどを買い付けられているのは彼らの支援による潤沢な資金故に。
そんな資金で整えられた設備には、ポケモンの技の破壊規模を具体的に計測できるハイテクな部屋も存在していた。
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