99:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:09:52.19 ID:ha7ZcpN9o
鞠莉のセリフは戦闘の許可。
SPたちがツバサの周囲を一斉に包囲する!
そして鞠莉も鞄に手を。
白波のあしらわれたダイブボールを握り、華麗な仕草で投げ放つ。
100:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:10:25.87 ID:ha7ZcpN9o
飛行する巨大ポケモンの背上、その主である英玲奈が登ってきたツバサを出迎える。
英玲奈「首尾よく、か?」
101:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:10:53.88 ID:ha7ZcpN9o
…
ヨッツメシティの中央通り、高級ブティックが立ち並ぶ歩行者天国。
多くの人が行き交う道にあるオープンカフェで、一人の女性がぐぐ…と伸びを。
102:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:11:21.36 ID:ha7ZcpN9o
…ともかく、当の本人の気分はセレブ。もぐ…と咀嚼、満足げに溜息一つ。
あんじゅ「ん〜流石、大都市のスイーツは質が違うわぁ。これこそ美味礼讃…なぁんちゃって」
103:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:12:29.23 ID:ha7ZcpN9o
目星を付けて、すぐに手を出すわけではない。
『洗頭』直属の部下たちに後をつけさせ、対象の情報を入念に調べてから仕留める。
手際は鮮やか、辿れる痕跡は残さない。コレクションの中には警官の身内だっている。
三流犯罪者の衝動的なそれとはわけが違う。極上の獲物を得るためには相応の労力を掛けなければならない。これは崇高なハンティングゲーム。
104:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:13:05.26 ID:ha7ZcpN9o
目を逸らす。
灰髪の少女はこちらを見ている。
トレーナー同士、目が合ったらポケモンバトル?
105:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:13:39.36 ID:ha7ZcpN9o
…
千歌「あ、ポケモン勝負ですか?」
106:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:14:15.20 ID:ha7ZcpN9o
千歌「あれ、どしたの曜ちゃん」
曜「あはは、邪魔してごめんね?千歌ちゃん、多分だけど…この人すごく強いよ?」
千歌「へ、そうなの?確かに強そうだけど…」
107:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:14:45.54 ID:ha7ZcpN9o
問われ、千歌は「むむむ…」と考え込む。
千歌もまたジム巡りの旅の道中。二つ目までは苦労して乗り切ったのだが、三つ目のバッジ取得に手間取り、別のジムリーダーへと相手を変えて打開を図ろうとこの街へ来たところなのだ。
それが相手の海未はバッジ四つ。
正直、勝ち目なさそうだなぁ…と、千歌の戦意が薄れていく。
108:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:15:16.14 ID:ha7ZcpN9o
曜「でも千歌ちゃん、いいの?見に行こうとしてた映画まであんまり時間ないけど」
千歌「うああっ!そうだったぁ!?」
海未「あの、無理にでなくても構いませんよ?」
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