109:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:15:44.95 ID:ha7ZcpN9o
ボールから現れたのは少女のような外見、人間に近い容姿のエスパー・フェアリー複合タイプ、キルリアだ。
こう見えて性別は♂。
キリッと相手を見据える眼光はなかなか強気、ファイターの資質を秘めている。
110:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:16:17.07 ID:ha7ZcpN9o
海未(ふむ、相性はお互いに等倍。ここは素直に…)
海未「キルリア!“ねんりき”ですっ!」
『きるるっ!』
111:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:16:48.37 ID:ha7ZcpN9o
思考する海未、戦いは次の手番へ。
飛ばれている以上、次撃のタイミングは向こうに合わせるしかない。
海未(ペリッパーは物理よりも特殊よりのポケモンだったはず。直接攻撃の“そらをとぶ”ならキルリアも一撃は耐えられる公算…)
112:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:17:22.15 ID:ha7ZcpN9o
ペリッパーの降下より一瞬早く、曜は遥か下方の地面へと向けて死のダイブを敢行している!
足を抱えて体を丸め、クルクルと回転しながら下へ!下へ!!
観客たちから悲鳴が上がる!海未も思わず焦りの声を!
113:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:17:57.80 ID:ha7ZcpN9o
海未「しまった!キルリア!」
ペリッパーの高速降下はキルリアの小柄な体を強かに打ち、そのまま気絶へと追い込んだ。
海未は悔やみながらすかさずキルリアをボールへ収め、労いの言葉を掛け、ペリッパーに遅れて落下してきていた曜へと目を向ける。
114:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:18:33.08 ID:ha7ZcpN9o
千歌「すっ、すごいよ…!」
繰り広げられた一瞬の攻防に、千歌は目を皿のようにして見入っている。
ペリッパーの急降下攻撃と曜の命知らずな同伴指示、それはいつもの戦術で見慣れている。
115:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:19:01.76 ID:ha7ZcpN9o
曜「それじゃドククラゲには一旦戻ってもらって、次のポケモンは…っと、っと?」
海未「おや、なにやら騒がしく…」
116:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:19:30.20 ID:ha7ZcpN9o
海未「あ、ありがとうございます…ありがとうございます…え、サイン!?そういうのは、あの…これで良いでしょうか?」
海未は生来の礼儀正しさと生真面目さで、拍手に礼を述べつつ退場していく。
手渡されたペンで色紙へとやたらに達筆なサインを書き付け、我も我もとサイン希望が続出したところを必死に抜けて逃げていく。
117:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:19:58.79 ID:ha7ZcpN9o
海未(同い年くらいの友人だというのに、曜は千歌を庇護しようという意識が強すぎるような印象を受けました。その庇護が千歌の成長を妨げている…そんな印象も)
…と、ピシャリ。
自分の頬を叩いて思考を追い払う。
118:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:20:29.37 ID:ha7ZcpN9o
《ヨッツメシティジム》
穂乃果「バタフリー!“ぎんいろのかぜ”!」
119:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:20:57.86 ID:ha7ZcpN9o
…
花丸「ほわー、穂乃果さん、大変な旅をしてるんですねえ」
978Res/1221.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。