過去ログ - ウルトラマンオーブ −Episode EX−
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名無しNIPPER
[sage saga]
2017/04/07(金) 19:04:41.18 ID:Rq6PUXgG0
それを聞いたミラールはしばらく無言で歩いた。ガイも声を出さなかった。
二人の影が石畳の上に長く伸びる。八年前も遊んだ帰りにこうして二人で歩いたな、とガイは思い出した。
あの頃に比べて、ミラールの影はずいぶんと長くなった。
以下略
9
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2017/04/07(金) 19:05:12.44 ID:Rq6PUXgG0
砂埃が立ち、空から降ってきた「それ」の正体は未だわからない。だがガイは目元を険しくして、再びミラールを抱いて道に降りた。
音を聞きつけて建物の窓から首を出す住人たち。ガイは周囲をぐるりと見回しながら声を張り上げた。
ガイ「みんな、逃げろ! 今すぐに!」
以下略
10
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2017/04/07(金) 19:05:41.05 ID:Rq6PUXgG0
ガイ『メビウスさん!』
『ウルトラマンメビウス!』
以下略
11
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2017/04/07(金) 19:06:09.01 ID:Rq6PUXgG0
アントラー「キィィィィイ……!!」
アントラーが力任せに顎を左右に開く。地面を蹴り、前進しながら再び顎を閉じようとする。
しかしそれは空を切った。オーブは顎から手を離し、身を屈めていた。
以下略
12
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2017/04/07(金) 19:06:36.73 ID:Rq6PUXgG0
アントラー「キィィィ……」
その時だった。アントラーの背の固い前羽が開かれ、中に収められていた薄い後羽が展開された。
以下略
13
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2017/04/07(金) 19:07:05.43 ID:Rq6PUXgG0
オーブ「シュアッ!」
アントラー「! キィィィッ……!!」
以下略
14
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2017/04/07(金) 19:07:34.44 ID:Rq6PUXgG0
「ギャアアオオオッ!!」
オーブ「――シュアッ……!?」
以下略
15
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2017/04/07(金) 19:08:47.45 ID:Rq6PUXgG0
鳥型怪獣「ギギャアアアアアアアアッッ!!!」
アントラー「キィィィィィッ!!!」
以下略
16
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2017/04/07(金) 19:09:16.12 ID:Rq6PUXgG0
家に入るとすぐさま二階の自分の部屋に上る。
轟音。すぐそばのようで部屋の中がびりびりと震動した。空気が張り詰める。明らかに怪獣たちの声が近くなっている。
早く戻らねば。ミラールは自分の机の上から作りかけの懐中時計を取り上げた。
以下略
17
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2017/04/07(金) 19:09:44.29 ID:Rq6PUXgG0
ブレーメ「見ての通り病院だ。怪我人が多くてベッドが足りなくてね……こんなところで済まない」
ガイ「いや……俺は大丈夫です。それより街は? あの怪獣は……」
以下略
18
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2017/04/07(金) 19:10:17.42 ID:Rq6PUXgG0
ブレーメ「家にこれを取りに帰ったんだろう。倒れたまま握りしめていた」
サイドテーブルに置いてあったそれをブレーメはガイに渡した。
丸い形をした何か。内部に細かい部品が入り組んでいるが、それらも死んだように動かない。
以下略
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