過去ログ - これから日記を書く 七冊目
1- 20
291: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/07/06(木) 01:11:57.26 ID:RAZ3e9n+0
こちらの存在には気づいているようで、その生存者は軽く手を振っている。この時代において、無用心なことだが敵意はない様子ではあった。警戒は怠らず、フレンドはそっと拳銃に手を当てながら近づいてくるのを待つ。

近づいてきて見えたのは、いろいろと奇妙な格好をした男の生存者だ。頭には消防士がかぶるヘルメットと、衣服には加工した金属の鉄板――恐らくはガードレールを加工したもの――が縫いこまれている。鉄板は両手の前腕部分、脛と太ももにある。スポーツ用品と思われる肘当て、膝当ても身に着けて、登山用と思われる大型のバックと、主装備らしい消化斧も持っていた。

「おたくらも、DJフレンドの話にあった例の光の正体を見に来たクチ?」
以下略



292: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/07/06(木) 03:56:13.54 ID:RAZ3e9n+0
「ここがその場所ですね」

以前、佐原と藍が見つけた、大型駅エリアの中心に繋がる地下道、そこにアクセスできるルートの1つを、工作班は確認していた。

地下道はバリケードを通り抜けて唯一侵入できる場所だ。しかし、すでに佐原がその場所には大量のゾンビが埋め尽くされているということから、パラノイアもその場所の危険性は把握していると判断できる。しかし、それは考え方を変えると、非常に厄介な場所であるということだった。
以下略



293: ◆e6bTV9S.2E[saga sage]
2017/07/06(木) 04:04:37.07 ID:RAZ3e9n+0
>>286
たまに鳥の丸焼きも出るね

>>288-289
いやまぁ、言うほど大したことでもなかったのだけれどね。けども、この状況下で、放浪者のとこじゃなくて
以下略



294:名無しNIPPER[sage]
2017/07/06(木) 04:26:07.01 ID:c0Vjw1v/0

なにその主人公みたいな奴
頭脳派の相棒がいると最強の二人組的なアレ?

それ聞くとやっぱ放浪者はもう放浪者ってカテゴリーになってるんだなって


295:名無しNIPPER[sage]
2017/07/06(木) 08:00:39.74 ID:Yuno3JOX0
乙!
柳瀬君の一般人が用意した精一杯の対策装備感好き


296:名無しNIPPER[sage]
2017/07/06(木) 15:56:03.50 ID:3FNvR26z0
敵側出入り口溶接!これは良い仕事だ


297: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/07/07(金) 05:05:06.44 ID:7Cj+iV+j0
EVEは研究所にて開発されたアンドロイドの側にいた。その様子を伺うように、野木を含めた研究者達とエクスが立っている。EVEとアンドロイドには互いを繋ぐケーブルで繋がれている状況だ。

目的は、覚醒したEVEのAIをアンドロイドに複製すること。それにより、もう1体の自立したアンドロイドを生み出し、対パラノイア決戦兵器とすることができる。

「うまくいくのか、エクス」
以下略



298: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/07/07(金) 05:17:54.21 ID:7Cj+iV+j0
駆動音が止まり、EVEは自らケーブルを外した。インストールが終わったはずの端末を忙しなく操作するエクスを見て、心配そうな表情をしている。

「気にすんな。やっぱり互換性の問題ってやつだ」

EVEの優れたAI、もはやそれは一個人と言っても差し支えないレベルのものだ。また、自我を抜かしても基本的な行動や学習するというのは、この世界をどこに探しても存在しない。唯一無二と言っていい。
以下略



299: ◆e6bTV9S.2E[saga sage]
2017/07/07(金) 05:22:12.48 ID:7Cj+iV+j0
>>294
熱血系おバカ主人公。いろいろ登場が遅すぎる。

放浪者はまぁ、放浪者です

以下略



300:名無しNIPPER[sage]
2017/07/07(金) 15:18:39.33 ID:Rg4M6cto0
乙!
エクス有能


1002Res/657.95 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice