355: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/07/31(月) 02:45:30.36 ID:CoS0sUBf0
山中が記録を書き残して、一息ついた頃。放浪者が寝室の中に入ってきた。いつも通りの様子でベッドに腰かけたが、ここのところ普段の寡黙さから更に押し黙るような雰囲気を出している。もっとも、それがわかるのは最も近しい山中だからこそだろう。
「そろそろパラノイアとの、戦いを始めるということでいいですか?」
放浪者はその言葉に即答せず、目を閉じた。互いに総力をかけることになるそれは、全て安易に決められることでは一切ない。何より総力戦ということは、どのような結果であれ双方に血が流れることになる。メンバーに何も問題なくパラノイアを処理する。その願いは、絵空事と言ってもいい。もしできればそれは、奇跡という言葉が相応しい。
356: ◆e6bTV9S.2E[saga sage]
2017/07/31(月) 04:23:27.06 ID:CoS0sUBf0
>>348
全くである
>>350
どうなることやら
357:名無しNIPPER[sage]
2017/08/06(日) 14:16:38.33 ID:9NbxsJIm0
>>1さんは最近どう?夏バテったりしてない?
358:名無しNIPPER[sage]
2017/08/07(月) 03:33:16.84 ID:8pKOtqrZ0
これは拠点壊滅ゲームオーバーで更新なしですわ
359:名無しNIPPER[sage]
2017/08/07(月) 11:19:10.73 ID:kv2acivTO
死んだら更新されないんだったな
360:名無しNIPPER[sage]
2017/08/07(月) 12:48:59.66 ID:j5dqgEGo0
まぁ、もうそのルールは瓦解してる…はず
361: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/08/08(火) 05:01:22.65 ID:Fya81oBt0
パラリと、いくつか持っている手帳を西切は目を通していた。彼女がこの惨劇中に起きた情報が詰まった、重要なものだ。今まで自分が見聞きし、書き残したものに何か見落としはないか。彼女の習慣のようなものだった。
「ふわー、あれ。西切、まだ起きてたの?」
「あぁ、浜村さん。ちょっと眠れないものでー」
362: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/08/08(火) 05:27:12.89 ID:Fya81oBt0
「ううーん。うまくいかないス」
室内にて回収したドローンを飛ばし、操縦の訓練していた。風の影響を受けない室内とはいえ、かなり難しい精密な作業を要求される。大ざっぱなところがあるフェイにはあまり相性のいいこととは言えなかった。
しかし、今回の一件。偶然かどうかはさておき、飛行自体が出来ていたと聞いたこともあって、自分ならできると彼女は思ってしまったところだ。
363: ◆e6bTV9S.2E[saga sage]
2017/08/08(火) 05:33:04.60 ID:Fya81oBt0
>>357
バテるってまでではないけど、寝落ちしてること多くなったから疲れてはいるんだろうねぇ
>>358-360
始まった当初はリアルタイムだったけれど、今は判定等の作業量の都合で関係なくなったからねぇ。
364: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/08/10(木) 03:33:27.41 ID:HHdTI7qS0
一ノ瀬は、火器保管室にいた。銃を整備している井門の姿をジッと見ていて、いつも通りのことに彼もそのことを気にしている様子はない。そのいつも通りが崩れたのは、佐原がそこに姿を現したからだった。
「井門さン、今大丈夫っすか?」
真面目な様子に、井門は作業を止めてそちらに向き直る。言うべきかどうか、明らかに迷っているのが佐原の態度から出ている。
365: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/08/10(木) 04:01:30.61 ID:HHdTI7qS0
「スラ、いるんだぞ?」
「(いるよー)」
スライムの為に用意された手作りの小屋の中は明かりはなく、外も明かりが失われた今、ほとんど暗闇と言っていい状態だった。
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