10: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:05:01.45 ID:LzjXz4kL0
それは、ほんの些細な、そして純粋な心配からだったと思う。
11: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:05:30.19 ID:LzjXz4kL0
人のお世話をすることは昔から好きだった。
12: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:05:57.89 ID:LzjXz4kL0
ガヴの食生活が不健康そのものであることを聞いた私は、一度晩ご飯を作ってあげることにした。
13: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:06:25.08 ID:LzjXz4kL0
夕食を振る舞うようになってから、私は料理本を買い込み練習を重ねていた。
14: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:06:53.46 ID:LzjXz4kL0
下界に来て驚いたことがある。それは、スーパーの商品の豊富さだ。
15: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:07:24.40 ID:LzjXz4kL0
16: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:07:53.61 ID:LzjXz4kL0
どうせガヴには目覚めてもらうというのに、私は足を忍ばせてまだ眠っているガヴのそばへと近づいた。
17: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:08:23.99 ID:LzjXz4kL0
「ガヴ、朝よ。起きて」
18: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:08:50.69 ID:LzjXz4kL0
はっと我に返り、慌てて返事をする。
19: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:09:19.03 ID:LzjXz4kL0
「ちょ、ガヴ。おやすみじゃない。遅刻する!」
20: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:09:47.52 ID:LzjXz4kL0
その日は一日中、挙動不審だったと思う。
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