過去ログ - 西絹代「何故私達を連合チームにお招きしたのか?」
1- 20
1:名無しNIPPER
2017/04/11(火) 19:55:19.28 ID:FGKsNTVsO
地の文あり

すぐ終わる

裏話を考えるのが好きなので独自解釈あり

以前どっかにあけだやつを修正

SSWiki : ss.vip2ch.com



2:名無しNIPPER[sage]
2017/04/11(火) 19:55:44.18 ID:FGKsNTVsO
大学選抜戦の後日、各校や廃校阻止に尽力して頂いた関係者を大洗に呼び盛大な祝賀会が行われた。全て大洗がもてなす予定ではあったのだが個性的な面子故にそれぞれ各校の料理や催し物が出され想像を遥かに上回る盛り上がりとなった。
どこもかしこも騒がしく笑い声がそこかしこで湧き上がっている。一部では嬉しさのあまりに号泣してるものやノンアルコールビールやブドウジュース、果てにはノンアルコールウォッカなる不思議な飲料を飲み過ぎて倒れている者もいるが概ね平和である。
そんな喧騒から少し離れた所で先述した飲料ではなくお気に入りの紅茶をゆっくりと飲むダージリンがいた。
日が沈み涼やかな風の心地よさを感じながら目の前の光景を慈しむような目で眺めている。目を閉じてカップから立ち上る香り楽しむ。そのままゆっくりと杯を傾けコクリと風味を味わう。再び目を開けると一人の人影がこちらに近づいてくる。

以下略



3:名無しNIPPER[sage]
2017/04/11(火) 19:56:52.48 ID:FGKsNTVsO
「ご命令とあらばこの西絹代!裸踊りでもなんでも全身全霊をもって敢行致す所存であります!」
「フフフ、そんな命令なんてしないわ。それで聞きたい事があるのでしょう?」
「ダージリン殿は何でもお見通しなのでしょうか……」

ダージリンが対面の席へ促すと「失礼します」と一言発してから姿勢よく座る。その一連の所作に気品があるのを見てやはりお嬢様学校なのだと改めて認識した。
以下略



4:名無しNIPPER[sage]
2017/04/11(火) 19:57:39.58 ID:FGKsNTVsO
「ちゃんと疑問に思ってくれてよかったわ。見込んだ通りでなによりよ」
「はぁ……」

満足そうな笑みのダージリンとは対極に西は困惑の表情だった。

以下略



5:名無しNIPPER[sage]
2017/04/11(火) 19:58:25.26 ID:FGKsNTVsO
いつの間にかダージリンの後ろに控えていたオレンジペコが空いたティーカップに新たな紅茶を注いでいく。一口、二口と飲み数秒の沈黙のあと口を開く。

「我が聖グロリアーナと知波単学園、どちらも伝統を重んじる校風。でも大会の成績には大きな差がある。これについて西さんはどう思うかしら?」

ダージリンの質問に西は考える。戦車の性能や戦術によるものだと思うがそんな分かりきった事を聞いているのではないのだろう。では彼女は何を問うているのか。
以下略



6:名無しNIPPER[sage]
2017/04/11(火) 19:59:05.06 ID:FGKsNTVsO
「私の、いえ我らのためにそこまで……本当に心から敬服致します」
「あなただけのためではありません。高校戦車道、ひいては日本戦車道のためを思えばこそですわ」

世界大会の誘致、プロリーグの設立。戦車道の注目も徐々にあがり期待も高くなる。そんな時それに応えられる人材を育成しなくてはならない。

以下略



7:名無しNIPPER[sage]
2017/04/11(火) 20:00:11.67 ID:FGKsNTVsO
(ダージリン様、やっぱり凄いんだなぁ……)
「見なおしたかしらペコ?」
「ふぇ!?な、なんのことでしょう!?」

本当に彼女はどこまで見えているのか、人の心までも見えるんじゃないかと思いながらペコは茶葉の用意をする。
以下略



8:名無しNIPPER[sage]
2017/04/11(火) 20:01:16.01 ID:FGKsNTVsO
ガルパン過去作

ミカ「風の吹くままに」
ex14.vip2ch.com

以下略



9:名無しNIPPER[sage]
2017/04/12(水) 04:12:27.33 ID:HfOEvdfDO
乙です


9Res/8.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice