7:名無しNIPPER[saga]
2017/04/17(月) 13:30:58.14 ID:YGTakO910
 ルビィ「お姉ちゃん…大丈夫かな…」 
  
 花丸「ダイヤさんは滅茶苦茶強いからきっと大丈夫ずら。」 
  
 そのときだった。 
8:名無しNIPPER[saga]
2017/04/17(月) 13:31:36.61 ID:YGTakO910
 一方その頃、ダイヤは緊迫したヌマヅギルド本部にいた。 
  
 ダイヤ「何ですの!?ウチウラのこの揺れは?」 
  
 ギルドマスター「前からこの村では予期されておったことじゃ……ついに伝説が現実となる……」 
9:名無しNIPPER[saga]
2017/04/17(月) 13:32:16.41 ID:YGTakO910
 曜「……」 
  
 曜「これはまずいね…」 
  
 曜が対峙していたのは尾槌竜ドボルベルク。こちらもさっきの地震のせいか、気が立っている。曜は地震の後、村のことが心配になって飛び出してきたら、普段は絶対に村の中にいないはずのドボルベルク。ここで戦闘になったら間違いなく家々は無事ではすまないだろう。そう考えた曜は、森の奥へドボルベルクを挑発して誘い出す。森へ入ったドボルベルクは曜を完全に敵とみなし、猛然と突進してくる。が、それよりも早く2度目の地震が2人を襲った。下から何かとてつもなく大きなものが出てくるのではないか、そう思わせるような破局的な揺れ。巨体を誇るドボルベルクの突進の方向を捻じ曲げ木に激突させるほどの揺れ。木にぶつかったドボルベルクは目を回している。その隙を曜は見逃さなかった。 
10:名無しNIPPER[saga]
2017/04/17(月) 13:32:54.48 ID:YGTakO910
 ひとまずほっとする曜。そこに何かが飛びついてきた。 
  
 千歌「曜ちゃん〜!心配したんだよ〜」 
  
 曜「千歌ちゃん///近いよ〜///」 
11:名無しNIPPER
2017/04/17(月) 13:33:26.77 ID:YGTakO910
 果南「さて、他の4人のことも心配だし、緊急事態だから早く村に戻ろ…っか…?ダイヤ?」 
  
 そこに現れたのは息を切らせたダイヤだった。 
  
 鞠莉「いったいどうしたのよ!ダイヤ!」 
12:名無しNIPPER[saga]
2017/04/17(月) 13:34:00.85 ID:YGTakO910
 ダイヤはAqoursのみんなを十千万に集め、ギルド本部で聞いた一部始終をみんなに話して聞かせた。 
  
 善子「つ、つまり…」 
  
 花丸「私たちがそのなばるでうす?っていうのを倒さないと…」 
13:名無しNIPPER[saga]
2017/04/17(月) 13:34:42.36 ID:YGTakO910
 ついに迎えた決戦の朝。他の村民たちは危険なため、一端別の村に避難している。がらんとした寂しげな集会所にダイヤ達はいた。 
  
 ダイヤ「いよいよ、今日ですわね…」 
  
 果南「できるよ、私たちなら。」 
14:名無しNIPPER[saga]
2017/04/17(月) 13:35:21.24 ID:YGTakO910
 花丸「すいません!遅くなったずら!でも、これで空気の問題は解決ずら。」 
  
 息を弾ませた花丸が腕に抱えているものは不思議な形をしたお面のようなものだった。 
  
 善子「何よ、この汚いお面は。」 
15:名無しNIPPER[saga]
2017/04/17(月) 13:35:58.02 ID:YGTakO910
 あの地震は海の様子までも一変させたらしい。潜水した9人は目を疑った。本来なら、数えきれないほどの魚が見られるここウチウラの海。しかし、今はそんな賑やかな様子もすっかりなりを潜めてしまっている。不気味なほど静かな海をひたすら下へ、下へ。やがて、水深200mを過ぎ、9人はライトをつけて先へと進む。 
 1時間ほど潜っただろうか。 
  
 果南「あそこ!見て!」 
  
16:名無しNIPPER[saga]
2017/04/17(月) 13:36:44.28 ID:YGTakO910
 ダイヤ「皆さん!上ですわ!」 
  
 ダイヤは怒鳴りながら、さっと回避する。さっきまでダイヤがいた位置を「月」の尾びれがかすめる。 
  
 善子「こいつが…」 
29Res/26.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
板[3] 1-[1] l20 
	このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
	もう書き込みできません。