過去ログ - 追われてます!
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274:名無しNIPPER[saga]
2017/10/08(日) 01:32:58.46 ID:x7PMoiGY0

【柱】

 昼休みになるや否や、善くんに誘われて購買に行くことにした。

以下略



275:名無しNIPPER[saga]
2017/10/08(日) 01:33:54.67 ID:x7PMoiGY0

「この前購買に言ったときに未来が中等部の子とイチャイチャしてたの、あれ結局誰だったの?」

「まあ、それはいいとして」

以下略



276:名無しNIPPER[saga]
2017/10/08(日) 01:34:51.89 ID:x7PMoiGY0

 あたりを見渡す。

 考えていたとおり、購買近くの柱に奈雨はもたれかかっていた。
 この前見た女の子も一緒で、そのほかにも二人同級生が側にいる。
以下略



277:名無しNIPPER[saga]
2017/10/08(日) 01:35:44.11 ID:x7PMoiGY0

【わたしのために】

「奈雨」と名前を口に出して、ドアに手をかける彼女を呼び止めた。

以下略



278:名無しNIPPER[saga]
2017/10/08(日) 01:37:06.84 ID:x7PMoiGY0

「ねえ」

 冷めた口調ではっとする。
 彼女を腕から解放する。手櫛で髪を整えながら、居心地悪そうにひきつった笑みを浮かべられる。
以下略



279:名無しNIPPER[saga]
2017/10/08(日) 01:38:19.99 ID:x7PMoiGY0

「さっきのはどういう意図なの」

 ぽんぽんと足元を叩いて、一番上の段に座ることを促される。
 座ってから、奈雨からの質問について考えてみる。
以下略



280:名無しNIPPER[saga]
2017/10/08(日) 01:39:31.56 ID:x7PMoiGY0

「風邪でも、うつされてもいいや。こっち向いて」

 頬に両手を当てて、そのまま唇を重ねられる。

以下略



281:名無しNIPPER[saga]
2017/10/08(日) 01:41:33.95 ID:x7PMoiGY0

「ちゅーすると落ちつくよ。ほら、うぇるかむうぇるかむ」

「……で、なんかやなことでもあったの?」

以下略



282:名無しNIPPER[saga]
2017/10/08(日) 01:42:32.56 ID:x7PMoiGY0

「そっか、べつにいいけど」と彼女は目尻を下げる。

「ていうことで、わたしに安心感を与えてよ。はやくはやく、時間きちゃうよ」

以下略



283: ◆9Vso2A/y6Q[saga]
2017/10/08(日) 01:44:25.73 ID:x7PMoiGY0
今回の投下は以上です。


284:名無しNIPPER[saga]
2017/10/09(月) 13:16:57.44 ID:kWAsA2wb0

【SS-W/Sasanqua】

 春が来て、夏が来て、秋が来て、また冬が来ました。
 日常には彩りが増し、私のなかの雪は少しずつ溶けていきました。
以下略



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