758:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 01:46:48.85 ID:YvRDjLe80
「あなたは、お兄ちゃんなんだから」
「……」
759:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 01:47:29.55 ID:YvRDjLe80
「じゃあ、くれぐれも近所迷惑になることとかをしないように。
あとはいつも通り好きにしていいから」
それが親の台詞かよ、と思う。
760:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 01:48:31.23 ID:YvRDjLe80
東雲さんは、昨日の話を鑑みると、親との関係が大分悪いらしい。
反応からして、もしかしたら胡依先輩もそうなのかもしれない。
うちはきっと彼女らに比べたらまだ良いのだと思う。
761:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 01:49:32.72 ID:YvRDjLe80
だから、二人の人間がいれば比べられて当然だ。
その距離が近ければ近いほど頻度は増していく。ずっとそうだった。
そんなことはわかっている。
762: ◆9Vso2A/y6Q[saga]
2017/11/30(木) 01:50:09.16 ID:YvRDjLe80
今回の投下は以上です。
763:名無しNIPPER[sage]
2017/11/30(木) 21:30:18.06 ID:td913SBT0
乙
764:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 23:18:49.20 ID:YvRDjLe80
【焦点】
人混みを避けるために、高架下の商業施設に向かう。
765:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 23:19:55.79 ID:YvRDjLe80
零華を待っている間に、部活のグループラインに少し遅れる旨を連絡する。
胡依先輩から「大丈夫だよ!」とすぐに返信がくる。反省したのかもしれない。
ふう、とため息をつく。
766:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 23:20:29.28 ID:YvRDjLe80
「……待つ必要ある?」
「いや、わたしの買ったもの持ったままですし」
767:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 23:21:10.48 ID:YvRDjLe80
「それで、採点結果は?」
問うと、彼女はうーんと唸った。
768:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 23:22:01.34 ID:YvRDjLe80
いやそんなことないだろと愛想笑いをしようとしたが、顔の筋肉がうまく動いてくれない。
「気を悪くさせたならごめん」
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