過去ログ - 追われてます!
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849:名無しNIPPER[saga]
2017/12/14(木) 18:52:28.27 ID:oAV4+yJj0

 誇れるのは雪国育ちの色白くらい。
 ……だと思っていたのに、未来くんは私より白い気がする。なぜか悔しい。

「拗ねないでよ」
以下略



850:名無しNIPPER[saga]
2017/12/14(木) 18:53:10.80 ID:oAV4+yJj0

「シノちゃんはここに来てさ、どこか観光地とか行った?」

「いえ」

以下略



851:名無しNIPPER[saga]
2017/12/14(木) 18:53:57.36 ID:oAV4+yJj0

「そんなに行きたいんですか?」

「うん」

以下略



852:名無しNIPPER[saga]
2017/12/14(木) 18:54:51.59 ID:oAV4+yJj0

「明日……いえ今日までは、編集作業のお手伝いをさせてください。
 どっちつかずは、どうしても避けたいですし、私もこの部の力になりたいです。
 お茶汲みでも、文章の校正でも、ゴミ捨てでも、なんでもやります」

以下略



853:名無しNIPPER[saga]
2017/12/14(木) 18:55:24.46 ID:oAV4+yJj0

「私の趣味で、かわいい女の子描いたら? って適当に言ってみたんだけどさ、だいぶ頑なにロリっ娘を描き続けてる」

「執念ですかね」

以下略



854:名無しNIPPER[saga]
2017/12/14(木) 18:56:09.23 ID:oAV4+yJj0

「私は白石くんとそらそらくんを厳しくして、シノちゃんが私を厳しくすれば、なんかいける気がする!」

「……あの、」

以下略



855:名無しNIPPER[saga]
2017/12/14(木) 18:56:48.67 ID:oAV4+yJj0

「もし早めに脱稿したら、いくらでも私が相手になりますから」

「……一日中?」

以下略



856:名無しNIPPER[saga]
2017/12/14(木) 18:57:52.41 ID:oAV4+yJj0

【時制】

 寒空にさらされて冷えた身体には、校舎の中でさえ少し暖かく感じる。

以下略



857:名無しNIPPER[saga]
2017/12/14(木) 18:58:26.52 ID:oAV4+yJj0

「……あっ、そっか。白石くんは一回家に戻って帰ってくるって言ってたよね」

「家でいろいろあって、遅くなりました」

以下略



858:名無しNIPPER[saga]
2017/12/14(木) 18:59:09.40 ID:oAV4+yJj0

「連れ込み?」と思わず呟く。

「お持ち帰り?」と部長さんが嬉々とした声で私に続く。

以下略



859:名無しNIPPER[saga]
2017/12/14(木) 18:59:42.65 ID:oAV4+yJj0

「もしここで邪魔だったら移動するので、一晩だけ泊めてもらってもいいですか」

 言葉に頷きを返してはいるが、部長さんの視線は斜め下に向かっている。

以下略



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