過去ログ - LiPPS「MEGALOUNIT」
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699:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 00:18:41.35 ID:qh1EHTqN0
意外と何とかなるもんだって、教えてくれたのはそっちでしょう
それは違うよ。君がバランス感覚良すぎるんだ。
700:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 00:20:37.84 ID:qh1EHTqN0
「ハハハ」
呆れた――ここまで、俺を全否定してくるとはな。
701:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 00:27:35.52 ID:qh1EHTqN0
握手を求める 雷のように
これからもずっと 手を伸ばそうよ
焦がれるものに 手当り次第
「やめてくれ――」
702:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 00:30:13.94 ID:qh1EHTqN0
【終】
(親)
『――いやぁ〜、とうとう最後のユニットが終わってしまいましたぁ』
703:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 00:34:54.33 ID:qh1EHTqN0
「もう消せよ、飯の時間だろ」
せがれが東京から帰ってきた。
連絡すら寄越さなくなり、久しぶりにどの面下げて来たと思ったら、軟弱な仕事に手を付けやがって。
704:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 00:39:06.12 ID:qh1EHTqN0
「馬鹿言え、ロクに知りもしねぇ癖に」
せがれは乱暴に酒を煽り、ため息をついた。
「親父こそ、いい加減仕事辞めたら? 慎ましい生活してりゃ、年金でも十分暮らしてけんでしょ」
705:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 00:43:50.10 ID:qh1EHTqN0
「今の子達は、どうなるんだ」
注ぎながら俺が聞くと、せがれは表情を変えず、グラスを置いた。
「たぶん、鬱から回復した奴が入れ替わりで就くと思うけど――実際上は、俺の先輩が面倒見ると思う。
706:名無しNIPPER[sage]
2017/12/23(土) 00:45:32.03 ID:mPrHtkaSO
LIVE A LIVE
707:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 00:47:26.91 ID:qh1EHTqN0
「――トンカチしか持った事ない親父に、何が分かんだよ」
ヤケを起こしたように、半分以上入っていたグラスを一息に飲み干す。
さすがに応えたようで、せがれは一際大きなため息を吐いた。
708:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 00:52:28.15 ID:qh1EHTqN0
今更何を言うかと思えば、くだらねぇ。
「お前が俺を軽蔑しようなんぞ身の程知らずにも程がある。俺を超えてすらいねぇ分際で」
「子は親を超えられないんだよ。子が親を超えるのが当たり前なら、世界は今頃もっと平和だべ」
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