過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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名無しNIPPER
[sage]
2018/10/18(木) 20:40:27.58 ID:6vPWxeOdo
「朱音さん、あなたの歌は素敵です。
エヴァさん、あなたの踊りとても良いです
善子さん、調和の取れたハーモニーとても素敵です
朝日さん、いつもご飯を美味しそうに食べますね」
以下略
799
:
名無しNIPPER
[sage]
2018/10/18(木) 20:41:05.16 ID:6vPWxeOdo
μ'sの終わりから数ヶ月。
確か、10月頃の話だったと思う。
私は大学生活を謳歌していた。
――大学生活と言うよりも、ネトゲやら友人付き合いやら、
そちらの方に熱を向けていたような気もするけれど。
以下略
800
:
名無しNIPPER
[sage]
2018/10/18(木) 20:41:49.65 ID:6vPWxeOdo
ここでようやく統堂=統堂英玲奈に思い至り、
ネトゲのギルドの面々と顔を合わせた後、ツバサとカラオケのオールをして、
思いの外金銭面での出費が激しく、困ったツバサが呼びつけた面々の中に英玲奈がいた。
ただ、当時はあんじゅと英玲奈がどっちがどっちだかあんまり分かっていなかったので、
以下略
801
:
名無しNIPPER
[sage]
2018/10/18(木) 20:42:23.91 ID:6vPWxeOdo
とある駅前を指定された私は、某検索エンジンで行き方を予習し、
寝坊をしないように早く布団に入った。
それがまさか、今に繋がるような出会いをするとは、
絢瀬絵里は全く思わずにいい気なものである。
以下略
802
:
名無しNIPPER
[sage]
2018/10/18(木) 20:42:56.46 ID:6vPWxeOdo
しかし後日。
亜里沙に管理された衣服のおかげで、
大学で声をかけられる確率が今までと比べ物にならないほど膨れ上がり、
絢瀬絵里のファッションセンスは北京原人レベルで落ち着く。
以下略
803
:
名無しNIPPER
[sage]
2018/10/18(木) 20:43:28.53 ID:6vPWxeOdo
と、指さされた場所は私が向かおうとしていた目的地。
とある駅前からバスが走ってる総合病院。
彼女の目的は理解したけれど、親御さんの許可を得ているかとか、
お金を持ち合わせているのかとか、そんな疑念を持ったけれど。
問題点は後から考えればいい、
以下略
804
:
名無しNIPPER
[sage]
2018/10/18(木) 20:44:00.49 ID:6vPWxeOdo
英玲奈が連れている子に、えらく不機嫌そうに見られる。
金髪が人生の中で珍しいのかと思ったけれど、そうではないみたい。
「すまないな、朱音は私以外の人間に懐かないんだ」
「それは構わないけれど、妹さんの友人のお見舞いなのよね?」
以下略
805
:
名無しNIPPER
[sage]
2018/10/18(木) 20:50:41.20 ID:6vPWxeOdo
病院の高層階。
エレベーターを使って移動する最中、
なんとも言えない空気の中、
リリーちゃんと朱音ちゃんが、それぞれ右の腕、左の腕に抱きつき、
英玲奈がピンでこちらを恨めしそうな目で見ている。
以下略
806
:
名無しNIPPER
[sage]
2018/10/18(木) 20:51:39.12 ID:6vPWxeOdo
「うわ……ほ、本当に連れてきてくれたんだ!」
雪姫ちゃんは私の顔を見やると、
輝くような笑顔を浮かべながら喜びの意を示した。
自分のファンって言われても、と思っていたけれど、
以下略
807
:
名無しNIPPER
[sage]
2018/10/18(木) 20:52:24.68 ID:6vPWxeOdo
ただ、その辺の事情は把握していないけれど、
何ヶ月も入院していて、日々体力が衰えていって、
症状は良くならないどころか重くなり、
面会に来てくれる人も減るどころか増えてきたと言うので、
以下略
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