過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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874:名無しNIPPER[sage]
2018/10/31(水) 20:08:35.89 ID:2dGqKnfN0
 アンリアルで相方だったルビィさんは花嫁修業をしていると私は聞いているけど、
 ダイヤちゃんがそんなことを許すはずもないので、多分どこかでニートしてる。
 精神的に自身に甘い所があるともっぱらの評判の理亞さんに対して、
 では私のところに来ますか、と声をかけたのが海未さん。
 聖良さんはただならぬ空気を感じて逃げようとしたけど、ラブアローシュートの直撃で
以下略



875:名無しNIPPER[sage]
2018/10/31(水) 20:10:02.14 ID:2dGqKnfN0
「今の人……一時期ラノベユーチューバーやってた人……」

 そして理亞さんが気づいてはいけないことに気づいて、
 それを聞いた私ともども少しばかり閉口しておくしかなかった。

以下略



876:名無しNIPPER[sage]
2018/10/31(水) 20:11:24.38 ID:2dGqKnfN0
「風が変わりつつあるようね」
「ええ、私の友人も自分たちに戻ってきて欲しいって」
「理亞に友達なんていたんですか」
「います! 3人くらい!」
「――統計としては微妙な数字ね」
以下略



877:名無しNIPPER
2018/10/31(水) 20:14:28.35 ID:2dGqKnfN0
キリのいいところまで、多少駆け足ではありましたが、
なんとか、明日から亜里沙視点の話で行けそうです。
では、また明日です!


878:名無しNIPPER[sage]
2018/11/01(木) 06:15:18.33 ID:7livKfkO0
ついに目覚めたか!ガタッ
しかしこの世界のポンコツお姉ちゃん率・・・でもみんな好き


879:名無しNIPPER[sage]
2018/11/01(木) 21:09:17.17 ID:f8AG1Ktz0
 穂乃果さんがアメリカに旅立ってから、もうすぐ1ヶ月になろうとしています。
 私、絢瀬亜里沙もプロデューサーとしての職を辞しまして、現在は以前のお姉ちゃんと同じく悠々自適のニート生活を送っているんです。
 目をかけていたアイドルの子たちは南條さんに面倒を見てくれるように頼みに行ったら、
 もうすでに彼女は職を辞していて、趣味のお菓子作りに傾倒しているそう。
 理亞が同業者に配って処理に困った洋菓子(笑)とは出来が雲泥の差で、
以下略



880:名無しNIPPER[sage]
2018/11/01(木) 21:10:04.07 ID:f8AG1Ktz0
 ツバサさんと交代の時間、西木野総合病院に向かう前に、
 定期報告を受けるために南條さんと会った後、ヒナが顔を見せました。
 お姉ちゃんが目覚めるまでは私とツバサさんしか病室には顔を出さないという
 みんなとの約束があって、いつもヒナは病院の敷地内で売店に顔を出し、
 お姉ちゃんの好きなチョコレートを食べながらしばらくぼーっと過ごしているとか。
以下略



881:名無しNIPPER[sage]
2018/11/01(木) 21:10:41.60 ID:f8AG1Ktz0
 お姉ちゃんへの好意と言うものを自覚してから、絢瀬絵里の幸せを一番に考えたら、
 私はいったい何ができるのだろう? なんて思い始めてからの回答だったんですが、
 つい先日、その考えは穂乃果さんによって明確に否定されてしまったの。
 とにかくまあ……クールで冷たい妹キャラはめでたく卒業することになりまして。
 奇しくも高校時代に冷徹な印象を持つ生徒会役員であった姉を改めさせた穂乃果さんに
以下略



882:名無しNIPPER[sage]
2018/11/01(木) 21:11:21.94 ID:f8AG1Ktz0
 ロシア料理が食べてみたいというヒナのリクエストもあり、
 絢瀬家に彼女が来訪した時に料理が振る舞われた夜のこと。
 当時からひときわ料理上手であったお姉ちゃんが気合を入れて作っただけあって、
 完成品も料理店で振る舞われるレベルであったと私なんかは満足していて。
 お姉ちゃんもすごく楽しそうに鼻歌を歌いながら料理して、
以下略



883:名無しNIPPER[sage]
2018/11/01(木) 21:12:07.37 ID:f8AG1Ktz0
「ヒナはおとぎ話は読む?」
「昔はよく。今はラノベでもマンガでもエ……いや、ゲームもやるのだ」

 ヒナはこう言ったけれど。
 数年後にこっそり、実はエロゲーくらいしかやってなかったと白状して。
以下略



884:名無しNIPPER[sage]
2018/11/01(木) 21:13:19.06 ID:f8AG1Ktz0
「もし、オトノキが廃校を防げるのなら――亜里沙が同じ高校に通えるのなら
 ちょっとね、頑張ってみようと思ったの
 別に亜里沙が気に病むようなことではないの、私が自分の理想でしているだけなのよ」

 ワガママなのね、と自嘲しながら言う。
以下略



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