237: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/10/25(水) 02:43:19.19 ID:AMYs5dIR0
間が開いた。主人が考えられる仕草を取って、しばらくしてから聞き返してくる。
「まさか、フォーブリア領を取り返して攻め入った時に救出した捕虜たちの中にいたのか?」
頷く。それは偶然出会ったとはいえ、あの狭い折の中にいた私を救い出してくれたのは、主人であったことを私は覚えている。
238: ◆e6bTV9S.2E[saga sage]
2017/10/25(水) 03:15:26.03 ID:AMYs5dIR0
>>235
すまんのう
ちょっと眠気でここまで、思いのほか進まなかったのう。
239:名無しNIPPER[sage]
2017/10/26(木) 18:55:31.96 ID:dMPWvGb7o
投下数少なくても間隔短い方がエタったか心配しなくていいからありがたい
240:名無しNIPPER[sage]
2017/10/28(土) 01:32:30.40 ID:XhtZDSAPo
おつ
少しでも書いてくれると嬉しいから問題ない
241:名無しNIPPER[sage]
2017/12/01(金) 20:26:52.93 ID:SGynhNM8o
保守
242:名無しNIPPER[sage]
2017/12/12(火) 19:33:32.88 ID:F3v+G4Ij0
愛を大量に感じられるSS
こういうの待ってた!
243:名無しNIPPER[sage]
2017/12/16(土) 20:28:43.62 ID:Fe0oZJet0
…エタってないよね?
244: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/12/17(日) 02:11:20.89 ID:Vle6lmXZ0
「…救いの主などではないよ」
沈痛な面持ちで主人は言う。そんなことはないと申し上げたくても、その表情が押しとどめさせる。
あの時、私を救って頂いたのは主人で間違いはない。その事は主人のお父上にも確認いただいていることなのだから。
245: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/12/17(日) 02:23:35.99 ID:Vle6lmXZ0
なんてことはない。フォーブリア領を守る兵士の中に、俺の同期がいた。孤独だった俺にとって、最初の友人と言っていい存在が、隣国の奇襲によって殺された。
フォーブリア殿が領民を逃がす為に、最期まで戦った時、そいつも同じく共に最期まで戦ったと聞く。誇りであると同時に生き延びることを選ばなかったことを、どこか責める自分がいた。
その憎しみが、無茶な戦いを俺に強いた。もちろんそれは自分の意思には違いない、だが、衝動的と言っていい。
246: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/12/17(日) 02:32:19.47 ID:Vle6lmXZ0
フォーブリア領を取り戻し、隣国へ攻め入る頃には俺は格好の的だった。それもそうだろう、多くの指揮官の首を取り、そして情けなく命乞いをしようが、一刀に斬り捨てる。目をつけられれば、無慈悲に命を奪っていく死神。
討ち取れば間違いなく武功を上げられ、そのまま生かせばいつ自分が殺されるかわからない恐怖の存在。そんな存在を殺せれば、隣国の士気は間違いなく上がる。
敗戦が濃厚になった隣国の首都近くにきた戦いで、その挽回を図るべく相手の軍師は俺を討つことのみの作戦を立てた。いや、もしかしたら挽回などではなく、それは必然のことだったのかもしれない。
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