奴隷「ご主人、様」
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243:名無しNIPPER[sage]
2017/12/16(土) 20:28:43.62 ID:Fe0oZJet0
…エタってないよね?


244: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/12/17(日) 02:11:20.89 ID:Vle6lmXZ0
「…救いの主などではないよ」

沈痛な面持ちで主人は言う。そんなことはないと申し上げたくても、その表情が押しとどめさせる。

あの時、私を救って頂いたのは主人で間違いはない。その事は主人のお父上にも確認いただいていることなのだから。
以下略 AAS



245: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/12/17(日) 02:23:35.99 ID:Vle6lmXZ0
なんてことはない。フォーブリア領を守る兵士の中に、俺の同期がいた。孤独だった俺にとって、最初の友人と言っていい存在が、隣国の奇襲によって殺された。

フォーブリア殿が領民を逃がす為に、最期まで戦った時、そいつも同じく共に最期まで戦ったと聞く。誇りであると同時に生き延びることを選ばなかったことを、どこか責める自分がいた。

その憎しみが、無茶な戦いを俺に強いた。もちろんそれは自分の意思には違いない、だが、衝動的と言っていい。
以下略 AAS



246: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/12/17(日) 02:32:19.47 ID:Vle6lmXZ0
フォーブリア領を取り戻し、隣国へ攻め入る頃には俺は格好の的だった。それもそうだろう、多くの指揮官の首を取り、そして情けなく命乞いをしようが、一刀に斬り捨てる。目をつけられれば、無慈悲に命を奪っていく死神。

討ち取れば間違いなく武功を上げられ、そのまま生かせばいつ自分が殺されるかわからない恐怖の存在。そんな存在を殺せれば、隣国の士気は間違いなく上がる。

敗戦が濃厚になった隣国の首都近くにきた戦いで、その挽回を図るべく相手の軍師は俺を討つことのみの作戦を立てた。いや、もしかしたら挽回などではなく、それは必然のことだったのかもしれない。
以下略 AAS



247: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/12/17(日) 02:44:02.19 ID:Vle6lmXZ0
結果、相手の罠にかかった俺は包囲された敵を相手取り、孤軍奮闘した。その結果が、残った足の後遺症だ。

うまく動かないこの足は、憎しみに駆られて、その衝動に任せた結果生まれた憎しみが宿ったようなもの。

戦争の理由が相手の勝手だとしても、命のやり取りの虚しさ、いや、自己満足(ぞうお)で無駄に命を奪ったという事実に気づいた俺は、騎士の座を辞した。教官の道も、俺の持つ武功からあったが、その道にいること自体を恥じるしかなかった。
以下略 AAS



248: ◆e6bTV9S.2E[saga sage]
2017/12/17(日) 02:47:31.29 ID:Vle6lmXZ0
>>239-240
すまぬすまぬ。余裕があったら更新と思ってていつも通り遅いという始末。

>>241
ありり
以下略 AAS



249:名無しNIPPER[sage]
2017/12/17(日) 07:06:23.62 ID:sZeCZsxAO
更新キター!


250:名無しNIPPER[sage]
2017/12/19(火) 02:23:43.04 ID:Sz8TypxLo
おつ


251:名無しNIPPER[sage]
2017/12/29(金) 07:13:16.26 ID:AZWZEsJ50
こういうスレいいね。
乙。


252: ◆e6bTV9S.2E[saga sage]
2017/12/31(日) 23:46:44.95 ID:SDHTFlLv0
>>249
遅くてすまんのう

>>251
まぁ、こんなスレです
以下略 AAS



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