げんきいっぱい5年3組 大人編 (オリジナル百合)
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4: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/11(土) 21:20:50.54 ID:9xgtdKunO
降りる駅まで来たので、私は腰を上げた。改札を出て、暗がりの駐車場を縫うように歩く。
バイクのキーをポケットから取り出して差し込むと、気だるげな牛のような音が響いた。
駐車場の入り口までバイクを押しながら進んでいると、しゃがみ込んで頭を抱える女性がいた。

「……」
以下略 AAS



5: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/11(土) 21:33:36.54 ID:9xgtdKunO
「あ、あなたこそ、酔ってますよね?!」

「酔ってないれす!」

彼女は携帯を取り出した。
以下略 AAS



6: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/11(土) 21:45:59.92 ID:9xgtdKunO
何が起こったのか分からないであろう周りの人間が、
ちらちらと見ながら脇を通り過ぎていく。
私は溜息を吐いた。
バイクを止める。

以下略 AAS



7: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/11(土) 21:57:20.90 ID:9xgtdKunO
幽霊でも見たように、口を戦慄かせた。

「か、上林さん」

酔いも一気に醒めたのか、滑舌の良くなった彼女は、後ろに後ずさった。
以下略 AAS



8: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/11(土) 22:10:15.98 ID:9xgtdKunO
「どうやって、帰るの?」

「タクシーで帰るから……」

「ふうん……」
以下略 AAS



9: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/11(土) 22:22:58.44 ID:9xgtdKunO
人が親切で言ってあげているのに、こんな風に邪険にされると――逆に燃える。
思い出してきた。
中学に上がってから、彼女のこの反応を楽しんでいた自分を。
彼女が私に怯えるようになったのはいつからだったかしら。

以下略 AAS



10: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/11(土) 22:34:43.84 ID:9xgtdKunO
「……う」

彼女は小さく呻く。

「今日だけでいいから」
以下略 AAS



11: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/11(土) 22:44:07.09 ID:9xgtdKunO
そうやって彼女をいじって、機嫌を損ねながら歩いたかいもあって、
私の部屋に足を踏み入れる頃には警戒心の塊と化していた。

「あなた、なにそんなにびくついてるの」

以下略 AAS



12: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/11(土) 22:52:49.08 ID:9xgtdKunO
仕方なく、お茶は私が飲んだ。

「……なによ、なんなのよ。私のこと玩具にして楽しい?」

「楽しいからするんじゃない」
以下略 AAS



13: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/11(土) 22:58:52.01 ID:9xgtdKunO
聞かれたくなさそうね。だから、聞きたくなるんだけれど。
だんまりの彼女を一瞥して、私は腰を上げる。
冷蔵庫にあった、度数の高いワインとグラスを二つ机の上に置いた。

「……ね、私の携帯見たわよね」
以下略 AAS



14: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/11(土) 23:04:11.54 ID:9xgtdKunO
ここまで
また明日


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