142:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 20:00:04.13 ID:0/G1P+FM0
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男 「ん……?」
143:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 20:01:52.55 ID:0/G1P+FM0
男 (こっちにさえ向かって来なけりゃいいか……)
熊 「・・・・・・・・」
男 (おいおいマジか、こっちに向かってくるかよ)
144:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 20:05:14.21 ID:0/G1P+FM0
男 「ああ、君らのいた世界には死にかけた獣はいなかっただろうな。あれは人間にやられてる」
弓使い「人間は熊まで食べるんですか!?」
男 「場合によってはな。基本的には作物を守るために追い払うくらいだが、この国の情勢を鑑みるに……」
145:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 20:06:21.81 ID:0/G1P+FM0
男 「ああそうだ」
男 (どうする?偶々こっちに向かってきているだけならゆっくりここを離れればやり過ごせるはずだが、狙いを完全に俺たちに定めているとしたら?)
弓使い「こっちに来るというのなら、一度話してみます」
146:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 20:09:44.73 ID:0/G1P+FM0
男 「……よくやってくれた」
弓使い「はーっ、はーっ、はーっ」
エルフ「ど、して……」
147:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 20:12:52.51 ID:0/G1P+FM0
弓使い「あのバスガンにはもうエルフと人間の区別はついていなかった。人間の形をしたものを全て敵と捉えていた」
弓使い「私たちの心はバスガンには届かなかった。そして私たちには使命があってここで死ぬわけにはいかなかった……」
エルフ「だかや……?」
148:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 20:14:03.09 ID:0/G1P+FM0
男 「…………」
弓使い「……結局利己的なんですね、エルフも。いえ、私が利己的だったんです」
男 「生き物ってのはみんなそういうもんさ。それに、そのことが君の全てじゃないだろ?」
149:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 20:16:11.76 ID:0/G1P+FM0
男 「が、その前に……」
エルフ「?」
男 「よいしょっ、と」
150:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 20:17:28.22 ID:0/G1P+FM0
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エルフ「すぅ…… すぅ……」
151:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 20:30:02.52 ID:0/G1P+FM0
野盗ニ「…………むっ?
野盗ホ「どうした?」
野盗ニ「今あそこの枝が動いた。それに葉と何かが擦れる音もした」
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