魔法使い「え、えろ魔道士です…」
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1:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 05:09:35.43 ID:pXI/sN9x0
「そんなっ…馬鹿な…」

「これで終わりだ魔王!せめて小生の命と引き換えに貴様を封印する!」

「ふふふっ…いいだろう…だが我はすぐに復活する…」

「我の力の一部を授けし者が、この世に蔓延る限り…」



2:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 05:10:30.17 ID:pXI/sN9x0

こうして魔王と私たちの戦いに一時の終焉が訪れた。


人間は良心な亜人種や魔族と手を取り合い再びこの世界は平和となった。
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 05:11:56.66 ID:pXI/sN9x0

王「どうやら魔王の封印が徐々に解けているらしいのじゃ」

魔導師「それは本当ですか!?」

以下略 AAS



4:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 05:13:17.99 ID:pXI/sN9x0
魔導師(そいつらが魔王の復活に関与し始めているのか?やはり無視できない存在だったか…)

魔導師(…だが)

王「頼んだぞ」
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 05:14:49.34 ID:pXI/sN9x0
王「む、そうか。じゃがお主を王都に召集したのはお主とお主の旅仲間となる者の合流が目的じゃった。他の仲間を集めたければ酒場を当たるとよい」

勇者「ああ。一応覗いてみるとしよう」

勇者(まぁこの街にいる俺以外の冒険者なぞたかが知れているが…)
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 05:15:54.44 ID:pXI/sN9x0
魔導師「なんとたくましい勇者なのだ…」

王「あれだけの精神を持つ者こそ女神の加護を授かるのに相応しい」

王「ふむ、しかしやはり一人となるとどこかで躓くことになるのではないかと少し心配じゃな」
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 05:17:06.27 ID:pXI/sN9x0

…………

酒場のお姉さん「はいオレンジジュース」

以下略 AAS



8:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 05:18:27.20 ID:pXI/sN9x0
戦士「おっ!魔法使いちゃんじゃないか!どうだ?今日こそ俺とパーティ組んでクエストに行かないか?」

武闘家「あっ!ずりーぞ戦士!俺に決まってんだろ!な?魔法使いちゃん」

魔法使い「あはは…すみません…お誘いは嬉しいのですが…」
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 05:20:19.01 ID:pXI/sN9x0

酒場のお姉さん「ん?」

ザワザワ…

以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 05:22:33.04 ID:pXI/sN9x0
酒場のお姉さん「ふむふむ…ならこの娘なんてどうです?」

魔法使い「え、えぇ!?冗談はよしてくださいよ!」

酒場のお姉さん「いししっ…なんや彼堅物っぽいやん?でも彼でもあんたを前にしたら鼻の下伸ばすんやないかって気になってもうてん。もしそうやとしたらおもろいやんけなあ?」ヒソヒソ
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 05:24:13.23 ID:pXI/sN9x0
魔導師殿が凄まじい力を持っているのは分かっていたので無理強いはしなかったが、俺以外に無名でこのレベルの奴がいるということに俺は驚きと若干の高揚感を覚えていた。

この魔法使いの魔王討伐へのやる気云々はそっちのけでとりあえず彼女の実力を見てみたくなった。

酒場のお姉さん「すっご〜い。本当に魔性の女だわ…」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 05:24:58.13 ID:pXI/sN9x0
勇者「くるぞ!ファングだ!」

ファング「グルルル…」

魔法使い「あ、あぅぅ…」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 05:26:07.03 ID:pXI/sN9x0
だがその魔法陣は炎を放つことなく水に浮かべた少量の絵の具のようにすぅっと空気中に溶け込んで消えてしまった。

勇者「!?」

魔法使い「ああ〜!やっぱり無理でしたぁ!」
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 05:27:17.49 ID:pXI/sN9x0
そして現れた二体目のファング。

相変わらず本能のままに動く知能の低い狂犬は俺に猛進してくる。
今度はそれを交わさずに牙を剣で受け止める。

以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 05:28:15.32 ID:pXI/sN9x0
だがその俺の期待も虚しく彼女の魔法陣はまたも何を放つこともなく空間の中に溶け込んで消えた。

勇者「……」

魔法使い「す、すみません!私実は攻撃魔法使えないんです!」
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 05:28:58.86 ID:pXI/sN9x0
勇者「…とりあえず使える魔法を使ってみろ」

魔法使い「え、今ここでですか…?」

勇者「ああそうだ!悪いが俺はお前には一ミリも興味がない。お前の魔法に興味があるんだ!」
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 05:29:58.29 ID:pXI/sN9x0
…………

王「どういうことじゃ?」

魔導師「彼女には攻撃魔法の才能も回復魔法の才能もなかったのです。ましてや強化魔法や戦闘向きの状態異常魔法も使えませぬ」
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 05:30:56.53 ID:pXI/sN9x0

…………

魔法使い「ひゃっ!」

以下略 AAS



19:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 05:31:33.27 ID:pXI/sN9x0





以下略 AAS



20:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 05:32:28.17 ID:pXI/sN9x0





以下略 AAS



21:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 05:33:40.70 ID:pXI/sN9x0

勇者「ビスペル!」

ひとまずギリギリの理性を振り絞り魔法使いの上から退き魔法で状態異常を荒く解呪する。

以下略 AAS



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