301:名無しNIPPER[saga]
2016/09/21(水) 04:02:51.82 ID:X1nbjFrK0
「うぬ?見ない顔じゃな…お主一体何処からこの隠れ里に…」
そこに立派な白い髭を蓄えた老人に話しかけられた。
勇者(兎の耳…。兎の亜人種か…)
302:名無しNIPPER[saga]
2016/09/21(水) 04:03:22.62 ID:X1nbjFrK0
長老「とりあえずその怪我ではまともに立ってられますまい。とうぞこちらへ…」
勇者「あ、ああ…すまない…」
長老「ん…?その後ろの少女は…」
303:名無しNIPPER[saga]
2016/09/21(水) 04:04:03.14 ID:X1nbjFrK0
長老「あれは…確かじゃろう?」
「ま、間違いないわ…」
「…生きてたんだな!」
304:名無しNIPPER[saga]
2016/09/21(水) 04:04:40.96 ID:X1nbjFrK0
母「私たちの知らない間にこんなに大きくなって…うぅっ…ぐすっ…嬉しいわ…」
勇者「そいつのことで聞きたいことも山々だが…先ずは何故この里から誰も出られないのかを聞きたい」
老人「結界を張っているのはここのすぐ近くの洞窟の中にいる竜神様なのですが、竜神様は四年前に魔王がここを攻めてきてからというもの外界からの悪しき魔族を寄せ付けないためかずっと結界を張り続けたままなのです…」
305:名無しNIPPER[saga]
2016/09/21(水) 04:05:11.18 ID:X1nbjFrK0
306:名無しNIPPER[saga]
2016/09/21(水) 04:05:42.50 ID:X1nbjFrK0
「…誰だ。オレに何の用だ」
洞窟の中へと入った俺は奥にいた真っ赤な鱗で全身を覆う竜と対峙していた。
勇者「貴様が竜神か。結界を解いて貰いたい。俺は勇者だ。魔王を撃つためにここを出る必要がある」
307:名無しNIPPER[saga]
2016/09/21(水) 04:06:15.61 ID:X1nbjFrK0
竜神「憎き魔王の魔力よ!」
竜神はそう言い張ると一度洞窟の一部にヒビが入るほどの圧倒的な怒りの感情を含んだ咆哮を上げた。
308:名無しNIPPER[saga]
2016/09/21(水) 04:06:46.74 ID:X1nbjFrK0
勇者(…何故だろうな。最初はいつでも殺すつもりであいつを連れていたのに)
勇者(今は…)
309:名無しNIPPER[saga]
2016/09/21(水) 04:07:19.08 ID:X1nbjFrK0
勇者(家族とねこに続き…またも魔王に奪われようとしている…魔王は俺からどこまで奪って行くつもりなんだ?)
勇者「許さんぞ…魔王…」
竜神「ほぅ…静寂ながらオレに勝るとも劣らない怒りの力を感じるぞ!」
310:名無しNIPPER[saga]
2016/09/21(水) 04:08:12.25 ID:X1nbjFrK0
…………
『汝には我の最後の力の一部を与えよう』
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