1: ◆HVbbu/bKbI[sage saga]
2016/11/09(水) 21:18:08.08 ID:vOK7t84v0
●艦これ×ウルトラマンネクサスのSS。
●ご都合主義、鬱、グロ、ホラー展開あり。
●更新ペースは遅め。(なるべく週1を目標に)
●拙い文章。
以上の事を把握してくれた方のみ、進んでください。
守れない方は、ブラウザバックでお願いします。
2: ◆HVbbu/bKbI[sage saga]
2016/11/09(水) 21:18:45.23 ID:vOK7t84v0
――僕たちは生きる。当たり前の日常を
鳥が歌い、花が咲き、人々が行き交うこの日常を
でも、その日常がある日突然、何の前触れもなく崩れ去ってしまったら
3: ◆HVbbu/bKbI[sage saga]
2016/11/09(水) 21:19:29.47 ID:vOK7t84v0
Episode1 邂逅―ファーストコンタクト―
時雨「提督!ほら、こっちこっち。次はあの象を撮ってよ!」
提督「ん、ちょっと待ってろ。時雨も一緒に写るかい?」
4: ◆HVbbu/bKbI[sage saga]
2016/11/09(水) 21:19:55.65 ID:vOK7t84v0
―鎮守府
所変わってここは提督と時雨たちの鎮守府。
執務室では、大淀や明石らが雑務をこなしていた。
5: ◆HVbbu/bKbI[sage saga]
2016/11/09(水) 21:20:22.80 ID:vOK7t84v0
夕立「むぅ〜・・・提督さんも時雨もいなくてつまんないっぽい〜」プクゥー
夕立はそう不満を漏らし、頬を膨らませながら机に突っ伏していた。
明石「ゴメンね・・・夕立ちゃん、手伝わせちゃって・・・」
6: ◆HVbbu/bKbI[sage saga]
2016/11/09(水) 21:22:08.86 ID:vOK7t84v0
大淀「ホント、忙しない娘ね・・・あら?」
明石「どうしたの?大淀?」
大淀「いえ・・・さっきこの電探に、深海棲艦の反応が・・・それも、陸地に!」
7: ◆HVbbu/bKbI[sage saga]
2016/11/09(水) 21:22:58.58 ID:vOK7t84v0
提督「ふぅー。ごちそうさま!」
時雨「美味しかったね。でもゴメンね。急だったもんだから、お弁当作れなくて・・・」
8: ◆HVbbu/bKbI[sage saga]
2016/11/09(水) 21:24:27.64 ID:vOK7t84v0
時雨は提督から手渡られたカメラを取ると、1枚1枚スライドさせながら写真を見始めていった。
時雨「ねえ、提督の撮る動物の写真って、どれもみんな優しそうな顔してるよね。カバもキリンも象も。」
提督「まあな。こういう顔を見計らって撮ってるからなぁ・・・でも、野生のカバや象は縄張りに入ってきた相手には容赦なく攻撃して、殺してしまうことだってあるし・・・」
9: ◆HVbbu/bKbI[sage saga]
2016/11/09(水) 21:25:11.82 ID:vOK7t84v0
大淀「う〜ん・・・」
―再び鎮守府。大淀は先程反応があったと思しき電探とにらめっこしていた。
明石「またぁ?陸上に深海棲艦の反応なんてあるわけ・・・」
10: ◆HVbbu/bKbI[sage saga]
2016/11/09(水) 21:26:09.99 ID:vOK7t84v0
時雨「すっかり遅くなっちゃったね・・・・もう夕方か・・・」
提督「そうだな。でも、楽しかっただろ?」
時雨「うん!いろんな動物が見れたし、それに提督と一緒だったからより楽しかったよ!」ニッコリ
11: ◆HVbbu/bKbI[sage saga]
2016/11/09(水) 21:26:43.19 ID:vOK7t84v0
提督「イ級?いや、ここは陸上・・・そんなはずは・・・それに姿形が違う・・・?」
時雨「それよりも早くみんなを避難させないと!!」
提督「あ、ああ。そうだな。このままじゃみんな食われてしまう・・・」スッ
12: ◆HVbbu/bKbI[sage saga]
2016/11/09(水) 21:27:11.98 ID:vOK7t84v0
無線『ピピピピッ』
大淀「はい。こちら大淀。提督、どうしました?」
提督『大淀か?緊急事態だ!援軍を呼べるか?それも、例のアレを使って!』
13: ◆HVbbu/bKbI[sage saga]
2016/11/09(水) 21:27:50.93 ID:vOK7t84v0
大淀『鎮守府内の全艦娘に緊急連絡!外出中の提督、及び駆逐艦時雨の身に危険が迫っている模様。出撃可能な艦娘は至急工廠まで集合を願う!』
大淀『繰り返す!鎮守府内の全艦娘に緊急連絡!外出中の提督、及び駆逐艦時雨の身に危険が迫っている模様。出撃可能な艦娘は至急工廠まで集合を願う!これは訓練でも演習でもない!』
14: ◆HVbbu/bKbI[sage saga]
2016/11/09(水) 21:28:35.53 ID:vOK7t84v0
大淀「これで全員ですか?」
由良「まだ、夕立ちゃんがいません!」
夕張「おかしいわね・・・あの二人のピンチに来ないなんて・・・白露型のみんな、知らない?」
15: ◆HVbbu/bKbI[sage saga]
2016/11/09(水) 21:29:03.28 ID:vOK7t84v0
大淀「さて、ドタバタしちゃいましたが、本題に入ります。提督と時雨ちゃんは今、謎の敵に襲われています。電探に反応するということは、深海棲艦の可能性もありますが、まだ断定できません。」
大淀「また、提督たちだけではなく、民間人も襲われている可能性もあります。皆さんには、その救援及び撃退をお願いしたい思って、招集をかけました!」
16: ◆HVbbu/bKbI[sage saga]
2016/11/09(水) 21:29:50.53 ID:vOK7t84v0
そこには3機の戦闘機が準備万端で待機していた。
隼鷹「艦載機ィ!?とは、ちょっと違うようだな・・・」
鳳翔「みたいですね・・・私たちが使役しているものよりもなんと言うか・・・重装備?」
17: ◆HVbbu/bKbI[sage saga]
2016/11/09(水) 21:30:17.98 ID:vOK7t84v0
―チェスター・ホーク
江風「夕立の姉貴がいないのも心配だけど、そっちは由良さンと白露の姉貴任せて、提督と時雨姉貴助けに行くか!」
川内「夜戦にはちょっと早いけど、気合い入れて行くよ!!準備はいい?江風!」
18: ◆HVbbu/bKbI[sage saga]
2016/11/09(水) 21:30:52.22 ID:vOK7t84v0
―チェスター・コンドル
球磨「木曾、大丈夫クマか?」クマ!
木曾「なぁに、心配いらないさ・・・」
19: ◆HVbbu/bKbI[sage saga]
2016/11/09(水) 21:31:43.11 ID:vOK7t84v0
―チェスター・イーグル
龍驤「しっかし、パイロットの人選をまさか昨日カレー食べたかどうかで選ぶとはエラいいい加減やなぁ・・・」
加賀「でもお蔭でスムーズにいきました。その配慮には感謝しないと・・・」
20: ◆HVbbu/bKbI[sage saga]
2016/11/09(水) 21:32:29.54 ID:vOK7t84v0
大淀「第4ゲート開いてください!!間もなく発進します!!」
明石『操縦の方、頼んだわよ妖精さん達!』
妖精さんズ「ガッテンテン!」「ジーアイジー!」「ガレット!」
21: ◆HVbbu/bKbI[sage saga]
2016/11/09(水) 21:33:44.38 ID:vOK7t84v0
―動物園・駐車場
時雨「皆さん!こっちです!こっちに避難してください!!」
来園者は我先にと逃げ出す者もいれば、イ級(?)に捕まって食べられてしまう者もおり、一瞬にしてその場は地獄と化した。
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