367:テスト ◆71vVbFpf.c[saga]
2017/01/17(火) 12:05:52.44 ID:gqeJi9QR0
彼女は、会社を辞め、向こうで知り合ったパートナーと事業を起こしていた。
そして、事業は成功したものの、パートナーの裏切りに会い、別れた。事業は別のパートナーとしているそうだ。
この数年の間に、両親も他界。この日は、身辺整理も兼ねて帰省していたようだった。
朋美「結局、男運だけは皆無なのよね・・」
僕「あはは。理想が高いからな、朋美は。」
朋美「竜也は?最近どうなの?」
僕「んー、将来を見据えてる人はいるよ。このままいけば結婚だろうね。」
朋美「そっかぁ。いいなぁ。自分で離した男とはいえ、もったいないことしたなぁw」
僕「何言ってるんだか。きっと、僕は、別のタイミングで捨てられてただろうさ。朋美は、そういう子だよ。」
朋美「否定できない自分が悲しいw」
彼女は、少し沈黙し、切り出した。
朋美「・・・私、朝まで漫喫かどこかで時間つぶすから。もう帰ってくれていいよ?」
僕「え?宿とってないの?実家は?」
朋美「実家に、私の居る場所なんてもうないよ。宿も確保してない。明日の〇時の新幹線で帰るつもりだから、特に用意もしてないんだ。」
僕「もう、そういうことは早くいいなよ。もう深夜だよ?さすがに放っておけないよ。」
朋美「寝る場所だけでも、どこかで確保したいな。あ!でも、あなたの家には絶対上がらないから。」
僕「相変わらずの意味不明な主張だな。うちにおいで。ベッド貸してあげる。僕はソファで寝るから。」
朋美「独身の男の家なんて、危なくて泊まれません!」
僕「もう、そういう建前いいから。車に乗りな。行くよ?行かないなら、ここで置いてくからね。」
朋美「じゃあ置いて行って。」
僕「はいはい。相変わらずだね。会計はするから。好きにしなさい。じゃあね。」
僕は会計をし、車で帰る。
10分後、彼女から電話が入った。
朋美「ちょっと!本当に帰ることないでしょ!」
僕「え?帰るって言ったじゃん僕・・・」
朋美「薄情者!私、女だよ?」
僕「うるさい!じゃあ、最後にもう一回だけ言うよ?うちに泊まりな。泊まらないなら勝手に探せ。返事は?」
朋美「・・・意地張ってごめんなさい。お願いします・・・」
僕「最初からそういえばいいんだよ。そういうところ、直した方がいいよ。」
朋美「じゃあ、待ってます。。」
きっと、彼女は寂しかったのだろう。
女性が一人きりで生きていくには、今の都会は窮屈で、とても寂しいところだから。
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