木村夏樹のむきだし
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42: ◆ao.kz0hS/Q[saga]
2017/02/25(土) 22:44:23.97 ID:CYpm3u/s0

「おら、おらっ! どうだっ! おらっ!」

「ぐぅぅっ!! う゛う゛ううっ!! ふぅうう゛う゛う゛っ!!」


ピストンを再開すれば、目を白黒させて見開いて、だらしない口を食いしばる。
そして小休止を挟むともう一段だらしない表情を見せてアタシを喜ばせてくれた。


「ん゛ん゛ん゛〜〜〜〜っ! ふぅ゛ぅ゛ぅ〜〜〜っ」

「あっ、こらっ!」


Pが横を向いて恥ずかしい表情を隠そうとしやがったので、片手でPの顎を掴んで正面を向き直させる。


「その情けないドブ顔、絶対アタシから逸らすな。いいな? ずっとアタシの目を見てろよ?」

「あ゛…だめ……も゛う゛おさえられないよぉ……っ」


Pの手首を掴み直す。そのときにPの手袋の布地のざらついた感触が無性に気になって、アタシの言いつけで付けさせていたのも忘れて手袋をはぎ取ってしまった。


「あぁ……はぁぁ゛……なつきちゃ……っ」

「は…な、なんだよ…?」


それで掴む場所を手首から手の甲に変えると、Pは手首を回して生意気にアタシの手を握ってきた。
普段なら突っぱねてやるところだけど、腰振りのための取っ手としては申し分ないし、もうとりあえずまぁいいやって気分になってて、そのまま動きを再開する。


「あう゛う゛うっ! はぁぁぁ゛っ゛! ふぅううう゛っ゛!!」

「はぁっ! はぁっ! どうだ、おいっ!」

「はぁぁあ゛ん゛っ゛! きっも゛っちぃぃ゛! きも゛ち゛い゛ぃ゛い゛っ゛!」

「くははっ! 素直になりやがって…っ! 女にケツ掘られてっ! 気持ちいいとかっ! 終わってんなオマエっ!」

「んぐぅうっ! んああ゛あ゛っ゛! う゛あ゛っ゛! ん゛ああ゛っ゛!」


本当に酷い顔だ。
こんなにクソエロ顔を見せられたら、もっと気持ち良くして歪めてやって、それでもっと自分自身もゾクゾクしたいって気持ちしか起こらない。
ふと、だりーのことを思い出して、もしだりーがPと付き合うことがあったらこの顔をするのはだりーだっていうことに気付いて、行く当てのない怒りが湧いてくる。
あのだりーの顔がこんなに歪められるなんて絶対に許せることじゃない。
それはPによってであろうと、他のどんな男によってであろうと許せない。
それならば、いっそ……?


「なつきちゃん…っ! はぁぐぅうっ! な、つき…ちゃぁあっ!」

「っ…!?」


Pの声で浮かびかけた考えが散らされて、我に返った。
濁った瞳はアタシを見続けていて、手を握る力は痛いぐらいだ。


「は…っ! ふっ! こらっ! 気安くアタシを呼ぶなっ!」

「はぁぁーーーっ! ん゛ん゛っ! なつきちゃぁぁん゛っ!」

「くっ! 呼ぶなってっ!」


いくら言ってもPはアタシの名前を呼ぶのを止めなかった。
Pがアタシの名前を叫ぶたびに、下腹部が疼いて…なんていうかムカつくのに…。
アタシの目を見続けながら、ずっとアタシのことを呼んでくる。
こんな事ならアタシを見ろだなんて言うんじゃなかったか…。


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