妖狐の国の座椅子あふたー
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237:名無しNIPPER[saga]
2017/06/12(月) 23:45:56.58 ID:RxFqSWQK0
尻尾の付け根から上へじわじわと撫で上げると彼は歳に似合わないその小さな背中をブルッと震わせた。

しらこ「んっ……」

しらこ「あの、さ…ボクはどういうわけかいつまでたっても童の容姿のままなんだ。そのことに少し劣等感を抱いていてね」
以下略 AAS



238:名無しNIPPER[saga]
2017/06/12(月) 23:47:58.17 ID:RxFqSWQK0
しらこ「でもさ、こうして男殿の上で丸くなっていると……なんでかな、不思議とこんな小さな身体でも良かったって思えるんだ」

しらこ「落ち着くんだ。これはボクが人並みに成長していたら得られなかった悦びだと思う」

しらこ「出来過ぎてるとは思わないかい?これじゃあまるでボクは貴方の上に座るためにこんな身体なんじゃないかって思っちゃうよ」
以下略 AAS



239:名無しNIPPER[saga]
2017/06/12(月) 23:56:19.93 ID:RxFqSWQK0
しらこ「そうだろう?そうだろう?」

そこまではずっと俺の方を向きながら話したしらこだったが、急に首を戻して低い声になった。

しらこ「……それでも貴方は、明日にはここを出て行ってしまうのだろう?」
以下略 AAS



240:名無しNIPPER[saga]
2017/06/12(月) 23:57:10.00 ID:RxFqSWQK0
男「はぁ」

男「分かってるなら口に出さない方がいいぞ」

男(おかしいな)
以下略 AAS



241:名無しNIPPER[saga]
2017/06/12(月) 23:58:03.28 ID:RxFqSWQK0
しらこ「ふぁあ…しつれぃ。心地よさにだらしなくあくびをもらしてしまったよ」

しらこは俺にバレないようにか露骨なあくびの演技をしてからくしくしと目をこすった。

男「明日のことなんか考えなくていいって」
以下略 AAS



242:名無しNIPPER[saga]
2017/06/12(月) 23:59:08.31 ID:RxFqSWQK0
しらこ(…分かっていた。貴方は簡単にはボクのものになんかなったりしない)

しらこ(でも、ボクもまた欲しいものはどんな汚い手を使ってでも手に入れようとする奴だってこと、貴方も知ってるだろう?)

しらこ(だからさ、先に言っておくよ)
以下略 AAS



243:名無しNIPPER[saga]
2017/06/12(月) 23:59:42.62 ID:RxFqSWQK0
もたれたままだとずるずるとずれ落ちてしまうので時折彼を深く抱きよせる。

彼の寝顔を上からのぞき込むとその童顔も相まって、一時彼を敵の類として認識していた自分が信じられなくなった。

しらこ「ん、すぅ…しゅ…」
以下略 AAS



244:名無しNIPPER[saga]
2017/06/13(火) 00:00:37.88 ID:hjjuyDpX0
「まさかそちらの趣味にも目覚めてしまったでごじゃるか?」

この屋敷にいても領地主の部屋の天井からは同じ声が聞けるとは……

さすがだ。
以下略 AAS



245:名無しNIPPER[saga]
2017/06/13(火) 00:01:59.37 ID:hjjuyDpX0
男(しらこ…)

しらこ「にゅ…しゅー、しゅー…」

男(お前のそんな顔見たら、俺はもうお前のこと嫌な奴だったなんて思えなくなっちまったよ)
以下略 AAS



246:名無しNIPPER[saga]
2017/06/13(火) 00:02:42.95 ID:hjjuyDpX0
しらこは夕飯の時間になるまで俺の膝の上で眠った。

夕飯には朝よりも豪華な肉料理などがたくさんならんだ。

最初はくぅこがまた警戒していたがどうやらそのような心配はする必要がなかったようで、夕飯も特に薬品などを盛られることはなかった。
以下略 AAS



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